猟師の本棚:狩猟系の蔵書がかなり多い六輔さんの本棚

最終更新日

さて、猟師の本棚シリーズの更新です。

今回は個人的に「狩猟系の本ならこの人」ってくらいに思っている六輔さんの本棚をご紹介します。とにかくたくさん読んでますし、個人的に趣味が合うもんで、彼の本棚はそのまま「あとで読む本リスト」になるくらいの価値がありますね。

さあ、見ていきましょう。

六輔さん

Twitter@xexesilさんはこんな人です。

鉄砲ぶち。狩猟、ブリタニースパニエル、薪ストーブ、山野草喰い、パイプタバコ、ナイフ、キャンプストーブ修理。ヤマハ ライノで渡河して流されます。ガンロッカーは2個

実際にお会いしたこともあり、いろいろ「こんな人」とご紹介したいところですが、個人情報になるので、伏せておきましょう。北海道でエゾシカを撃っている人です、とだけ。

 

さっそく本棚

いろいろありますね〜。パッと目に入るのはマタギ関係の本であったり、右の方にあるヒマラヤ・ゴビ砂漠などの本。冒険物探検物がチラホラ。

 

思想家ヘンリー・D・ソローの著書が何冊かありますね。

わたしも読んだことがないのですが、いつか読みたい本の中には延々と入っている本です。Amazonの解説を引用してみます(『メインの森』)。

自然に学び、自然に生きたアメリカの代表的思想家ヘンリー・D・ソロー。彼はアメリカ東部メイン州の森の奥地を数度にわたり探検し、その野性にみちた大自然のすばらしさを本書にまとめた。荒々しい岩山クタードンへの登山やヘラジカとの遭遇、また自然に順応して生きるインディアンのガイドとのふれあい等、興味深い体験の数々が展開される。『森の生活』とならぶ、ソローの思索の到達点を示す名篇。

やはりおもしろそうだ。

 

このあたりになると、「あ、知ってる……読んだことある……」という本も多いのでは? 中段に服部文祥氏の『サバイバル登山家』などが数冊あったり、北尾トロ氏の『猟師になりたい』などの定番の本がいろいろありますね。

個人的にはぜひオススメしたいのは稲見一良氏の著書ですね〜。小説家で、ハンター。狩猟や鉄砲にまつわる小説もいろいろ書いています。そんな中でひとつ取りあげるなら『ガンロッカーのある書斎』。もうタイトルを聞いただけで読みたいでしょ。

血が流れている限り男は、心に銃を抱いて眠れ! 小説や映画のなかから材料を拾い、口経、連発機構、威力、命中精度などについて綴る。ガン・オイルと硝煙の匂いの漂う書斎で書いたハードボイルド・エッセイ。

 

いろいろ古い本もあり、興味津々なのですが、個人的に読んでみたくなったのは『森と大地の言い伝え』でしょうか。タイトルに惹かれて調べてみるとアイヌ系の本のようです。北海道に移住した私としてはやはり興味津々。これまでもいろいろアイヌ系の本を読んでいますが、まだまだ読み足りないですね。

 

さて、いろいろ読んでいる六輔さんに好きな本を聞いてみました。

六輔さんの好きな本は?

みんな大好きな、『羆撃ち』『僕は猟師になった』。これははずせない。

デルスー・ウザーラ (1975年)』『タイガを通って―極東シホテ・アリニ山脈横断記 (東洋文庫)』『白い夜明け (1975年)』『北極探険十二回 (新潮文庫)』。狩猟は関係ないけど『チャーリーとの旅』。

スタインベックとジャックロンドンが好きです。

中高生時代は椎名誠とか読んでました。その流れで野田知佑とか。

エンターテイメント小説としては浅田次郎。城山三郎。開口健。隆慶一郎。s ハンター。cjボックス。

今は古い狩猟本収集と共に、北海道北方民族博物館の過去の特別展の資料冊子を集めてます。

あと、これも繰り返し読んでます。

 

いや〜いろいろ刺激が多い

人の本棚を見ていると「あれも読みたい」「これも読みたい」と読書熱が高まりますね。

じっくり本を読みたいゾ。

 

さあ、みなさんの本棚も引き続き募集しています。

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狩猟やってます。ひとりで歩き獲物を追う単独忍び猟が好き。2022年からはアイヌ犬のイチを連れて一銃一狗に挑戦します。狩猟系ブログ《山のクジラを獲りたくて》運営。狩猟系の本を集めるのが趣味。雑誌『狩猟生活』『ガンズ&シューティング』に寄稿し始めました。 ヤマノクジラショップ始めました:https://yamanokujira.theshop.jp

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