今期はスコープカバーを使ってみる

最終更新日

スコープを使う場合、レンズを保護する工夫が必要になります。

で、今期はスコープカバーを使ってみることにしたので、その理由とメリットデメリットを書いてみたいと思います。

わたしのレンズ保護の歴史

わたしは初年度からスコープを使っています。初年度はレンズ保護として、バトラーキャップを使っていました。

※買うときは口径に気をつけましょうね。

これはこれで良いんです。じつは好きでした。大きなトラブルはなかったんです。が、使っているうちにパッチンと閉じる部分が弱ってきて、ふとした拍子に開いてしまうようになりました。

まぁ、開いたとて大きな問題ではないんです。勝手に閉じるわけではないですし……。とはいえ、性格的に鉄砲に「微妙に調子の悪いもの」を付けておくのが気持ち悪く感じてしまい、次の猟期は付けないことにしたんです。

 

2年目はなにもつけない

で、じつは2年目はバトラーキャップを外して、そのまんまでした。レンズ剥き出し。

あんまり褒められたものではないんですが、少しくらいは根拠がありました。というのは、自分が歩く猟場がずいぶんと決まってきて、レンズを傷めるような場所を歩かないことが分かっていたというのと、冬はあんまり雨も雪も降らないもんでキャップなしで不都合がなかったんです。

実際、なんにも問題はありませんでした。

 

じゃ北海道に来た今期は?

前期はなにもしなくて良かったのですが、今期は北海道での猟です。雪が降ります。いざ撃とうと思ったときにレンズが雪だらけじゃきつい。となると、バトラーキャップか……スコープカバーか……。

わたしが選んだのはスコープカバーでした。


※ちなみにこの商品自体はAmazonでは異常に高価です。他の商品を選ぶか、別のお店で探しましょう。あくまで実物のご紹介としてリンクを張っています。わたしは某銃砲店で手に入れました。

スコープカバーを選んだ理由

わたし、心のどこかで「シンプル」とか「ギミックが少ないもの」を選びたいようなんです。昔ながらの道具とかに憧れる気持ちもあります。

で、バトラーキャップよりはスコープカバーの方がシンプルで、ギミックもなくて、長い目で見たときにトラブルが少ないと判断しました。バトラーキャップは確実に寿命があります。利用者の中でも数年おきに買い替えてるという人もいます。

その点、スコープカバーはあまり壊れることは考えにくいですね。まぁ、生地が傷んだりはするのかもしれませんが。

よりシンプルな道具としてただのカバーを使いたかったんです。

 

スコープカバーに不安な点もあるにはある。

外すのにひと手間かかるんですよね。

バトラーキャップは慣れると一瞬です。パチンとかなり少ない挙動であけることができます。据銃した姿勢から外すこともできます。

一方でカバーの方はどうしてももたつきます。慣れればスムーズになるでしょうけれど、バトラーキャップよりはどうしても遅い。

わたしとしてはバタバタと撃つのが嫌なので、これくらいのもたつきは気にならないかな、という判断です。ゆっくり開けながら、安全確認をするくらいの気持ちの余裕が大事!笑

 

まぁ、実際に運用してみてどうなるか?

よく落下防止にタイロックでスコープに固定する人がいます。じつはわたしもそうするつもりです。

みなさんはスコープのレンズ保護はどうされていますか?

ぜひ教えてください。

 

 


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狩猟やってます。ひとりで歩き獲物を追う単独忍び猟が好き。2022年からはアイヌ犬のイチを連れて一銃一狗に挑戦します。狩猟系ブログ《山のクジラを獲りたくて》運営。狩猟系の本を集めるのが趣味。雑誌『狩猟生活』『ガンズ&シューティング』に寄稿し始めました。 ヤマノクジラショップ始めました:https://yamanokujira.theshop.jp

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