単独忍び猟で歩いたログを見てみよう
iPhoneに入れてあるジオグラフィカを使って、単独忍び猟で歩いた1日の記録を取ってみました。
どれくらい歩いたのか? 高低差は? ペースは? なんて情報をご紹介してみたいと思います。
ログを見てみる
ジオグラフィカを使うと歩いた軌跡を記録してくれます。オフラインでも使えるので、山の中でももちろん問題なし(というか、そういう使い道を想定しているアプリです)。
最近、ホームにしている猟場ではわざわざログを取ったりしないのですが、今日は試しに取ってみることにしました。また、結果的に獲物が獲れていない日なので、フルで1日歩き続けたログになります(獲物が獲れると、そこで解体して下山するので、歩行距離などが短くなる)。
さっそく見てみましょう。
まずは標高。
215mからスタートして、511mまで登っています。累計高度が1187mなので、登ったり降りたりしつつ、合計で1187m上り下りしていることになります。結構大変ですね(他人事)。
次に諸々の集計を見てみましょう。
こちらで見ると、距離が7km。先ほどのグラフでは6.1km。想像ですが、標高グラフの方は標高差を加味しない距離で、こちらの7Kmが標高差を加味した距離(つまり本当に歩いた距離)なのだろうと想像しています。
平均速度ですが、0.8km/hとのこと。
登山での平均速度は一般的に1〜3km/hくらい?のようです。平均的には1.5km/hくらいという情報もありました。また平地での歩行速度は4km/hらしいので、それと比べるとグッと遅いですね。しかし、わたしの想像よりもずっと速い気がします。
後半集中力が切れてきて、ペースが上がっているのが原因かな、と思います。午前の、1番集中していた時間、獲物の付き場などでは0.4/h程度だったのを記憶しています。
バッテリーの持ち
わたしのスマホはiPhone7plus。
下山時のバッテリー残量は11%でした。
スマホの利用状況としては——
- 全行程をトラックをとり続ける(トラックの記録頻度は「細」。通常であれば「標準」にしていれば良いでしょう)
- そのうち64.9%はオンライン、残りは機内モード
- 短い動画を2つ撮影(10秒程度と2分程度のもの)
- 写真は8枚撮影
- 時々LINEで人とやりとり。写真や動画の送信もあり。
ってな感じ。自分の感覚としては過度にスマホを利用した認識はないので、やっぱり記録頻度「細」でトラックをとり続けて、1日活動するのはバッテリー的にキツイですね。
もちろん外部バッテリーは携行しています。しかし外部バッテリーは毎回常用するものではなく、不測の自体に使えるバックアップ的な役割りだとわたしは思っています。これは人によって感覚は違うでしょうけどネ。
トラックの記録頻度を「標準」にして改めて実験してみようかな、と思っています。
ログを取るのはスマホの仕事じゃない気がして……
どうしても思ってしまうのは「ログを取るのはスマホの仕事じゃないな」ということ。
スマホは役割りが大きいです。写真や動画の撮影、SNS、仕事の連絡、緊急時の連絡、帰宅の連絡、地形図を見る、メモを取るなどなど。使い道は本当に多いし、なによりトラブルがあったときにスマホがどれだけ強みになるか……。
外部バッテリーがあるとはいえ、やはりスマホのバッテリーは温存したいな〜という心情になってしまいます。
ジオグラフィカ自体は地形図を見るために今後も活用しますが、ログを取るのは別のツールに任せるのが個人的には理想だと思いましたね。最近の注目としてはGPSウォッチですね。
こういうのであれば、最悪時計のバッテリーが切れても、何も致命的なトラブルにはなりません。スマホのバッテリーはあるわけだから。
また、手元で現在地をマークするのも簡単だから、スマホ以上に「あ!ここ記録しとこ」という頻度が増えるんじゃないかな? まぁ、想像です。
以上、トラックログの見直しでした。
思ったよりもペースが速いというのがわたしにとっての発見。今度はもっとゆっくり歩いてみようかな、と思っています。
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