地味に重要な技術:猟期前にMSS-20の装填と脱包の練習もしておく

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猟で必要な技術ってたくさんありますが、装填と脱包も地味ながらもその中の1つだと感じています。というわけで、改めてMSS-20での装填と脱包の練習を。

装填と脱包の重要性

単独での忍び猟だと、山中を歩きながら獲物を探すことになります。

当然、鉄砲に弾を装填して歩き回るわけにはいきません。教科書的に言えば “発砲の必要性の起こる直前まで装填せず(狩猟読本)” というルールがあります。要するに “獲物の気配が濃厚なときに装填しても良い” と聞いています。

 

現実的には、山を歩いていて——

  • 獲物らしき音がした
  • かなり新しい痕跡を見つけた
  • 鳴き声がした
  • いつも高確率で獲物がいる場所

というタイミングで弾を装填することになります。で、結局撃たなければすぐに脱包するわけで、思いのほか装填→脱包の回数は多いんです。

 

ストレスなく装填と脱包ができるように

装填と脱包に慣れていないと「獲物がいそうな雰囲気だけど、獲物がいなければまた脱包しなきゃいけないし、めんどくさいから、装填しないでおこう」ってな感じで、装填をさぼってしまいます。

いや、これならばまだチャンスを逃すだけなのでいいのですが、1度装填して「またすぐに獲物が出るかもしれないし、面倒だから弾は入れっぱなしにしよう」ってな形で、脱包をサボるのはもっと悪いです。

というわけで、装填と脱包を面倒に思わないように慣れておくことが大事かな、と思っています。

わたしなりの考えとしては、獲物がいたとき、あるいは獲物っぽい気配がするとき、その方向から目を逸らさず、少ない動きと音で装填できることが重要な気がしています。

つまり「見ないで装填と脱包ができること」です。

まさに慣れですね。そのために家でも模擬弾で装填と脱包の練習をやっておくことは重要だろうと思いますよ。

 

MSS-20の装填に関する細かい話

というわけで、「装填と脱包は練習しておこうね」という記事なんですが、ついでなので、MSS-20での装填で小さなコツが2点あるので、ご紹介しておきます。

まぁ、持っている人はやっていると思いますけど。

 

薬室にいれるとき

薬室に弾を放り込んでボルトを押し込んでも、弾はスムーズに装填できません(少なくともわたしのMSS-20では)。

スムーズに入れるには2通りの方法があって、1つは自分でボルトの爪(エクストラクタ)に引っかけてしまう方法です。

 

実際に模擬弾を引っかけてみます。このように引っかけたまま薬室に弾を納めます。

 

このままボルトを押し込むとスムーズに装填されます。

 

2つ目の方法はまず普通に弾を放り込んで……

 

グイッと押し込む方法です。そうすると、弾倉から上がってきたときと同じ状態になるので、自然と装填されます。

 

このままボルトを押し込めばOK。

 

わたしは1つ目方法しか使いません。やってみると分かるのですが、1つ目の方がちょっと静かに装填できるようです。

 

弾倉を閉じるときの音の軽減

次に弾倉に弾を入れたあと、弾倉を閉じるときの音を軽減させる方法です。自然に閉じるとカチンと小気味よい音がしますが、山の中では結構うるさく感じてしまいます。

 

まず、ふつうに閉じる様子です。この通り、弾倉を開けて……

 

弾を押し込み……

 

閉じていきます。写真の矢印部分にある出っ張りに引っかかる形で固定されるわけです。

 

で、完全に閉じるときにカチンと音が鳴ります。

 

この閉じるときに、出っ張りを指で触りながら閉じれば音がしません。それだけのことです。

 

実際に動画を撮ってみました。

 

まぁ、些細な話です。こういうのって、やっていれば意識しないでもやっていたりするんでしょうけどね。

 

こういう練習のためにも模擬弾は役立つ

こういう装填と脱包って、実は練習できる場面が多くないんです。射撃場では弾倉に弾を入れるのは良くないし、なにより、無意味に装填と脱包を繰り返すべきではないでしょう。

(っていうか、装填はクレーなら上方向、スラッグなら的方向に銃口を向けて行うので、猟場でやるみたいに、立って下向きにできないんですよね)

 

だから模擬弾を使って自宅で練習するしかないのかな、と思っています。

まさか実包じゃ練習できないし。

 

うまい人って、本当に装填と脱包がスムーズですよ。スーーーーっとやっちゃいます。それはそれでかっこいいですよね。憧れますわ。

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