狩猟は金持ちの道楽か?

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「狩猟ってお金がかかるんでしょ?」という話はたまに聞きますが、本当にそうなのでしょうか? 狩猟のお金について考えてみたいと思います。

  • 狩猟にかかるお金

まずは狩猟にかかるお金はいくらでしょうか? これは調べてくれている人がいますので、そちらを参考にします。

初期費用

まずは銃猟を始める上での初期費用は経費で11万円。これに鉄砲の代金が乗ります。目安として30万円と書いてありますが、これは弾代などのランニングコストも入っていますので、一旦は無視しておきます。あくまで初期費用は11万+鉄砲の代金だと考えましょう。

銃猟を始めるまでには、各種手続きが約11万円であり、加えて、猟銃・空気銃の準備費用等(数万円~数十万円)や装弾等の消耗品費用(装弾1発80円~)が必要です。これらを合計した初期投資の目安としては30万円程度と言われています(あくまで目安です)。

知っておくべきこと|狩猟の魅力まるわかりフォーラム

さて、鉄砲はいくらするのか? こればかりはピンキリです。「タダでもらった」「酒と交換」など、知人から譲り受けるケースもありますし、銃砲店で買うにしても中古銃は3万円程度から買えます。わたしの感覚だと、10万円出すことができれば結構選べます。

というわけで、初期費用は手続きの11万円+好きな中古銃を買って、合計で21万くらいとしておきます。

ランニングコスト

さて、今度はランニングコストを見ていきます。こちらはTwitterでも交流させて頂いている『吾輩はプアである』さんの記事を参考にします。

  • 銃維持関連 42932円
  • 猟友会&狩猟者登録関連 36300円
  • 年10回の出猟コスト 20610円

合計 99842円
猟銃を維持するための1年あたりのコストを確認してみた|吾輩はプアである。

1年間で、約10万円ですね。もちろん、これは最低限のコストです。射撃に行く回数、狩猟登録する県の数に大きく依存します。とはいえ、3ヶ月の猟期の間に10回出猟しているので、だいたい毎週山に行っている計算です。悪くないですね。

 

たしかに金はいくらでもかけられるけど……

言うまでもなく、初期費用の21万円、ランニングコストの10万円/年、というのは最低限のコストです。鉄砲1つとっても上は数千万円まであります。射撃で年間数万発消費するような人は「弾代だけで家が建つ」とよく笑っています。

上を見ればキリがないのですが、実際はそういう人ばかりではないんですよね。そこそこの予算でやりくりしている人はいくらでもいます。

「いや〜俺が知ってるハンターは金持ちばっかりだよ」

と言う人もいるかもしれませんが、そう見えるかもしれない理由の1つはお金よりも手続きの煩雑さがが原因かもしれません。

手続きがほとんど全て平日ですので、会社員だと限りある有給を消費せねばならず、それが障壁になっているケースも多いでしょう。一方で、年配の人——たとえば仕事を引退した人などはその心配はなく、端から見ると「裕福な老人がやっている趣味」と思う人も出てくるのかな、と想像しています。

実際はそういう年配の人もお金持ちってことはなくて、「ちょっと趣味に使えるお金がある」という程度の人がほとんどだと思いますけどね。

 

ほかの趣味と比較してみても……

ほかの趣味と比較しても意味がないかもしれませんが、世間でそれなりに人気のある趣味を比較しても、特別高いわけではないことが分かると思います。例を挙げてみましょう——

  • 車・バイク → 初期費用数十万〜数百万で下手すりゃローンを抱え、2年に1度は車検、各種税金までかかる……。
  • 登山 → 登山道具をそれっぽく揃えようとするとあっという間に10万オーバー。山に行くにしても電車賃は片道3,000円くらい軽くかかる。山小屋に泊まれば……とキリがない。
  • 酒 → ちょっと飲みに行けば3,000円以上。大人数での飲み会なんて2〜3次会まで行けば1万くらいかかることもザラ。

などなど。もちろん節約して、質素に楽しむこともできますので、必ず金がかかると言っているわけではありません。どんな趣味でも「かけようと思えば底なしだし、うまくやればそこそこのコストで済む」というのは共通でしょう。

 

意外と普通の人が普通にやっているもの

狩猟をやっている人たちといろいろ話をする機会もありますが、みんな普通の人ですよ。

節約したり、時々背伸びして高い買い物をしたり……、普通です。射撃場に行くと1,000万円の鉄砲を持っている人と、中古で3万円の銃を持った人が並んで撃っていたりします。そんなもんです。

もし「興味があるけど、なんか特別な世界なんでしょ?」と躊躇している人がいたら、無用な心配だと思います。

 

まあ、お金はともかく、免許や所持許可の維持に手間はかかります。また鉄砲自体危険な道具でもあり、わたしとしては「みんなもやろうぜ」と、強く無作為に人に勧めることはしませんが、つまらないことで躊躇することはないよ、とだけは言いたいです。

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