アマチュア無線で狩猟以外にできること!

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このタイトル、ちょっと勇気がいるタイトルです。

なぜなら世間には「狩猟にアマチュア無線を使うなんて!」という声もあるからです。

そういう声は今日は置いておいて、せっかく狩猟のためとはいえ、アマチュア無線の資格を取り、無線機も手にしたわけですから、狩猟以外にもこの無線機を活用できたらいいな、と思うんです。

何ができるのか、ちょっと考えてみたいと思います。また「こんなこともできるよ」というアドバイスがありましたら、お知らせください。

アマチュア無線

さて、アマチュア無線とはなんでしょうか?

法律的な定義は置いておくとして、ザックリ言えばトランシーバーですね。

狩猟の巻き狩りでは「イノシシが行ったぞー」「撃ったぞー」ってなやりとりをすることになります。

ちなみに法律的な定義としては——(Wikipedia情報ですが……)

アマチュア無線(アマチュアむせん)とは、金銭上の利益のためではなく、無線技術に対する個人的な興味により行う、自己訓練や技術的研究のための無線通信である

ということで、金儲けのために使っちゃいけないんですね。また暗号通信なんかも禁止されています。

 

本来の使い道

まぁ、(法律を遵守している限り)どんな使い方をしてもいいと思うのですが、いわゆる「アマチュア無線愛好家」の方々はどうやって楽しんでいるかというと、無線を通じて「こちら○○○(コールサイン) お時間がある人は通信しましょう!」みたいなことを発信するんですね。で、それをたまたま聞いている人が応答します。

「こちら×××、どうぞ」
「こちら○○○、初めまして〜」
「こちら×××、初めまして〜、お名前は? わたしはやまくじです」
「こちら○○○、やまくじさんですね〜、こちらはすずきです」

ってな感じでやりとりをします。YouTubeでアマチュア無線の交信をアップしている人がいますので、そちらを見ると、よりリアルな更新内容を見ることができます。いくつか見た感じだと、やっぱりアマチュア無線家同士なので「機材を変えたんだけど、どう?」みたいなことを聞いている人がチラホラいますね。

さて、アマチュア無線家を悪くいうつもりはないのですが、わたしの場合、こういう知らない人との通信に魅力を感じません。何を話していいかも分からないし……。

だから「アマチュア無線は狩猟専用か……」と思い込んでいました。

しかし、とある動画を見て「いや、もっと可能性がある。考えてみるべきだ」と思ったので、自分なりに使い道を考えてみました。

 

用途1:災害時の通信用に!

お時間があれば、こちらの動画をご覧ください。

大災害におけるアマチュア無線家の活躍がわかる番組です。電話やデジタル通信が使えない状況で、アマチュア無線は比較的自由に使えたようです。そこで被災地の外にいるアマチュア無線家が「誰か、被災地で助けが必要な人!」と呼びかけて、被災地のアマチュア無線家が「物資が届きません。陸の孤島です」と助けを求めるんです。そして関係機関に連絡が届き、実際に物資が届きました。

これを見たとき、すごい刺激を受けました。

「ああ、そうか、何らかの事情で孤立したときに『だれかーー!』って呼びかけるときに使えるのか」

と思いました。アマチュア無線の使い方をちゃんと理解しておけば、災害で自分が孤立したときに助けを呼べるかもしれません。あるいは助けが必要な人を探すことができるかもしれません。家族で無線を持っていれば、はぐれても通信ができます。これもなかなかの強みですね。

 

ただし、これも安易に「災害時に使える」と断言するのは気が引けます。ひと言で言えば、「備え」がいります。

たとえば電池の問題。無線機はガンガン使ったら半日〜1日程度しか使えないわけです。長期的に無線を使おうと思ってもうまくいきません。

また、日常的に無線を使っていない人間が突然ハンディ無線機を手にしても、まーったく使えません。正直な話、アマチュア無線4級の免許を持っていても、実際にはテスト対策の勉強をしただけで、本当の意味で無線の知識があるとは言えません。

だから実際に日常の中で無線を使ってみて、周波数のことや、コミュニケーションの取り方を理解しておく必要があります。

こういった点は無線に関するYouTubeチャンネルであるももチャンネルさんが指摘しています。こちらも見て気を引き締めたいところです。

 

用途2:遭難したとき

「災害時に使えるなら、遭難でも」

とすぐに思い浮かびました。さっそく調べてみると、こういうことを提唱している人もいるんですね。

登山と山菜採りの安心安全はアマチュア無線と携帯電話で!

「遭難対策として必要なものは?」

と問われて、アウトドア好きな人ほど(私も含めて)、「ナイフと、着火道具と、シェルターと……」と答えてしまいます。しかし、よく考えたら、今の時代「携帯電話、ハンディ無線機、GPS」の方が効果的かもしれませんよ。

携帯がつながるなら、関係者・家族に連絡。携帯がダメならハンディ無線機で非常通信。そして繋がった相手にGPSを使って現在地を伝える。これで、大抵の遭難なら遅くとも翌日にはレスキューが来るはずです。

(もちろん、レスキューが来るまでの対策として、ナイフ・着火道具・シェルターの確保もお忘れなく)

単独猟、登山、渓流釣りなど、山に行くとき、たとえ使う予定がなくとも荷物の底に忍ばせておけば、いざという時に役立つかもしれません。

ちなみに非常時のアマチュア無線には独特のルールがあります。わたしも勉強しなくちゃいけませんが、こちらのサイトが詳しいようです。小さな紙に印刷して、ファーストエイドキットにでも入れておくのもいいかも。

アマチュア無線と非常通信

 

用途3:ラジオとして

ラジオを受信できる無線機もあります(機種によります)。

アウトドアにおけるラジオは適度なエンタテインメントであると同時に、情報収集手段としても最適です。

たとえば山の中で地震を感じたとします。どこが震源地なのでしょうか? 自分はどうすべきでしょうか? ひどい地震ならのんびり狩猟をしている場合ではないかもしれません。

あるいは雲行きが怪しい。天気はどうなるのでしょうか? 山の天気は自己責任&自己判断が原則だと思っているのですが、ラジオの天気情報は良い情報源になると思います。

また遅くなってビバークするときの夜とお供にもいいかもしれませんね。まぁ、これはバッテリーの持ち具合と相談ですが。

 

用途4:車間通信

車間通信って言葉は私の造語ですが、仲間と車2台以上で移動しているとき、連絡を取り合いたいときありますよね?

「ちょっとガソリンスタンドに寄ります」

「トイレ休憩必要な人いる〜?」

「お腹空いたので、次のコンビニに入ります」

などなど。いまはスマホがあるので、助手席に人がいればLINEやメールでやりとりすれば良いのでしょうけれど、運転手ひとりだとそうはいきません。狩猟でひとり1台の車なんてことはザラでしょうからね。そこでアマチュア無線です。

アマチュア無線を使えばかなり自由に連絡を取り合えそうです。

この目的だけであれば、デジタル簡易無線の方がいいかもしれませんね。免許いらないし。でも、わたしはせっかくアマチュア無線を持ったので、使いますけどね。

 

いかがでしょうか?

実はこの記事を書きながら、初めて「ちゃんと無線の使い方を覚えておこう」と思いました。

これまでは「狩猟で使うためだけ。それ以上はあまり興味なし」って感じだったので、一歩踏み込んだ気分です。

きっと他にも用途があると思います。上記で挙げたもののバリエーションとしては、林道で車がスタックしたとき「だれかたすけて〜」なんてできるかもしれませんね。あるいは同じ山域にいる猟師とコミュニケーションをとることもできちゃうかもしれません。

「こんな使い道もあるんだぜ」

っていう人がいましたら、ぜひ教えてください。

 

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