もしかして銃の情報も英語圏で調べた方がいろいろ見つかるかも……
はっきり言って、日本では本格的な銃の比較検証ができません。
たとえば各種自動銃の精度を比較をしたいと思っても、すべての銃を同時に所持することが難しいです。あからさまに用途の被る鉄砲を警察が許可してくれるとも思えません。
で、雑誌などでは仕方ないから、複数の射手を集め、それぞれで撃ち比べたりします。AさんがBerretaを撃ち、BさんがBrowningを撃ち……ってな具合に。
でもそれって言うまでもなく公平な検証ではありません。たとえ依託射撃だとしても、そこには明らかに射手の腕が影響してきます。
一流選手をたくさん連れてきて、撃ち比べれば、あるいはなにかおもしろい結果になるかもしれませんが、その一流の選手が、わたしたちハンターが欲しがるような銃を所持しているとも限りません。
そこで……
英語サイトを当たるのがいいのかな
ひと言で言えば、アメリカなら銃は撃ち放題。ならばこういう撃ち比べた情報も出回っているのでは、と思って調べてみました。
たとえばわたしの興味の対象であるボルトアクション散弾銃の比較記事を探してみると……
▶Bolt-Action Slug Shotguns: Savage, Tar-Hunt Get The Nod|Gun Tests
(テキトー意訳:「ボルトアクションスラッグガン:サベージ、ターハントがいい感じか?」)
こちらの記事を読むと下記の4つの銃を比較しています。
- モスバーグ695
- マーリン512p
- サベージ210
- ターハントRSG-12
じつは記事の冒頭を読むとA-Boltの事にも触れています。ザックリ言えば、「A-Boltが出てきたとき、これがベストなボルトアクションスラッグガンだったが、価格がモスバーグ695・マーリン512p・サベージ210の倍ぐらいであり、その影響もあってか売れず、生産中止になった」と書いてあります。今A-Boltは売っていますが、この記事は2001年の記事なので、もしかしたら一度生産中止して、これ以降に再開したのかもしれません。
ともかく、生産中止されているA-Boltはテストに含まれず、その他の4丁で比較されていました。すべて引用すると長いので、わたしの言葉で短く評価をまとめます。上から順にオススメされています。詳しくはリンク先をご覧ください。
- ターハントRSG-12($1795):最高! 値段以外に問題はなにもない。手が届くならコレがいい。
- サベージ210($400):けっこういい。マーリンやモスバーグに比べてトリガーの感じもいい。
- マーリン512p($370):まあまあいい。人間工学に基づいたデザイン(?)などが良い
- モスバーグ695($315):ダメ。作りが雑。
ってな具合。ターハントのずば抜けた金額を見れば、そりゃ1番になるに決まってるわなぁ〜。
モスバーグの評価が悪いけど、これもまあ、このサイトの1つの意見ですからね。鵜呑みにすることはないと思います。当たるかどうか、という点では酷評されてなくて、作りの方でケチがついてます。言い換えれば、それなりに当たるわけで、それはそれでいいんじゃないかと。
まぁ、なにが言いたいかというと……
今回、この記事1つをご紹介したかったわけではないんです。あくまでわたしが興味を持った記事だったってだけです。
1番言いたいことは「結局、銃のことを調べたければ英語で調べた方が情報が多いかもな〜」ということ。
まぁ、アメリカなどの事情と、日本の事情はアレコレ違うので、鵜呑みにできない部分もあることは承知しています。たとえば先述のボルトアクションスラッグガンの記事も、はっきり書いてありませんが、ハーフライフルじゃないはずです。たぶんフルでライフリングが入った散弾銃のはず。
それを日本に輸入する段階で、ライフリングを半分削り落としている。その結果バカみたいに金額がはね上がり、精度はしっかり落ちているというひどい有り様だ。
なので、ライフリングを削り落とした結果が、先述の記事の通りになるかは撃ち比べができない日本では調べようがない、という具合だ。
とはいえ、英語のサイトを見ているとおもしろい情報があるし、勉強にもなる。弾のリローディングに関してもかなりの情報が出回っている。
英語に長けた人は英語のサイトを回ってみたらどうだろう? わたしは英語読めるけど、時間がかかる&時々調べないとダメ。ゆっくり情報収集します。
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