養鶏歴5ヶ月:ニワトリのいる生活についてのQ&A
4月にニワトリを飼い始めて、約5ヶ月。最近卵を産むようになり、毎日卵を食べる生活になっています。
さて、ニワトリがいる生活を振り返ってみましょう。結論を言えば「ニワトリいい! すぐに飼いな!」という感じ。
Q&A形式でわたしの実情を書いてみますので、これ以外に質問があればTwitter@yamakuji_jpか質問箱にどうぞ。
Q. 何羽飼ってるの?
5羽です
Q. どれくらいのスペースで飼ってる?
DIYで小屋を作り、その周りをネットで囲って、日中は小屋の外を歩き回り、夜は小屋で寝させています。
小屋は約1m×2mの網で囲まれたオープンスペースと、卵を産んだり、雨風が強いときに入り込める約80cm×80cmの薄暗いスペースの2部屋構造ですね。
外のネットで囲っているスペースは結構広いです。10m×5mくらいあるかな? 計ったわけじゃないですが……。
Q. にわとりってうるさくないの?
日の出と共に「コケコッコー」と鳴く、あれはオスの鳴き声です。メスはああいう鳴き方はしません。
メスは「コケ! コケ!」ともっと落ち着いた鳴き方をします。日に何度か、結構大きな声で鳴くこともありますが、犬の鳴き声と比べて特別大きいものではありません。
メスの鳴き声に限って言えば、犬が飼える場所なら飼えると思っています。
Q. 飼うのは難しい?
何にも難しいことはないです。必要なものは——
- ある程度のスペース
- 寝床・採卵箱
- エサ
- 水
だけです。日常的な世話としては——
- 水・エサの補充
- 小屋の掃除
くらいですね。水と餌はドカッと大きな容器が売っているので、それを使えば毎日やる必要はありません。小屋の掃除は週に1度程度。そのときに餌と水を補充すれば普段は大丈夫です(万が一にでも足りなくなったら嫌なので、日に1度は餌・水の量だけは確認します)。
小屋の床面には木くずや草などを敷き詰めますが、うちは芝刈りをした草を敷き詰めています。
ただひとつ飼うのに気を使ったのは、ヒヨコの温度管理。これもヒーターが売っているのでそれを使えばOK。買いたくなければ別の方法もあります。それは調べてみましょう。
Q. 1日のルーチンは?
毎日のルーチンとしては……
- 朝起きたら、にわとり小屋を開けてあげる。チラリと水と餌の状況を見る。足りなければ追加。
- 卵を回収。
- 日が暮れたら、ニワトリはみんな自動的に小屋に帰っているので、害獣対策で戸を閉めてあげる。
これだけ。ほんと、朝と晩の戸の開け閉めだけです。そのときちらりと餌・水・卵を確認するだけ。あとは時々外を見にいって、にわとりと遊んだりもしますし、できるだけ1日に1度はおやつをあげに行くように努力しています。
Q. えさ代は?
わたしはちゃんと計測したことないのですが、ネットで見た限り、1日に120gくらい食べるそうです。
で、わたしが使っている餌は基本はコレ——
20kgで1580円の安い餌です。
20kgあれば5羽で33日分の餌になります。でも実際は確実に1ヶ月以上もちますね。というのも、うちは平飼いといって、日中は外で飼っています。そうすると自分で虫を見つけて食べたり、そのへんの草を食べたりするので、こちらが与える餌だけで腹を満たしているわけじゃないんです。
それにできるだけ残飯などもあげるようにしているので、その効果もあると思います。
どうだろう〜、20kgあれば2ヶ月近くはもつと思いますが、短めに見積もって仮に1.5ヶ月で食べるとすると……
20kg=1580円で1.5ヶ月 → 1日=35円 → 1ヶ月=1000円くらい
Q. 卵はどれくらい採れる?
3週間前くらいに生み始めたばかりですが、今は5羽ともほぼ1日1つ。つまり毎日ほぼ5個は採れています。少ないときでも4つかな。
ただ、ニワトリの年齢が上がるに従って、採れる量は減っていくようです。まぁ、個体差があるんでしょうけど、よく言うのは2年経つとえさ代と卵の比率が悪くなって、ひと言で言えばコスパが悪くなるそうです。
現状でいえば、日に4〜5個、つまり月に120〜150個の卵が採れます。1000円のえさ代から考えれば十分すぎますね。
Q. にわとりってなつくの?
なつきますよ〜。
どれくらい人間を識別しているのか分からないですが、少なくともわたしがニワトリを見にいくと5羽とも集まってきて、ずーっとついてきます。
めちゃくちゃかわいいです。
Q. 病気や怪我は?
いまのところはなにもありません。でもあるときはあるでしょうね。
Q. いつかはニワトリも食べるの?
食べます。
「飼ってたら食べられなくならない?」
とも言われますが、まぁ食べますわ。少し思うこともありますが、自然に死んで、食べられなくなるよりは、ひと思いに自分で締めておいしく頂きます。
にわとりのいる生活
飼ったことがないとニワトリは意思のないつまらない動物に見えるかもしれませんが、実際に目の当たりにすると、個性的で、ユーモラスで、かわいい鳥です。
1羽1羽違うし、それぞれ一生懸命生きています。
スペースが少ないならまずは1〜2羽飼ってみると雰囲気が掴めるかもしれませんよ。それくらいならそれほど広いスペースはいらないです。本当に犬が飼える場所なら飼えると思います。
みなさんもぜひニワトリのいる生活を。
また、おもしろいと思ったらこちらをクリックしていただけると、ランキングが上がります。応援のつもりでお願いします。
ブログ村へ
