迷い迷いの射撃練習と、狩猟と射撃の撃ち方の話

最終更新日

気持ちとしては、毎週でも、毎日でも練習しに行きたいわけけれど、なかなかそもうもいかないですね。

1発目が10点

最初は委託で2発。スコープがズレていないことを確認しておきます。バッチリ真ン中に入ったので依託射撃はこれで終了。

 

その後は、延々と立射の練習。

なんとなく腕に巻くスリングが緩いような気がして、これまでよりも1段階キツくしました。これが良いんだか悪いんだか、なんとなくガク引きが増えた気がします。

1番悪かったときの的紙がこれです——

 

ひどいですね。黒枠の外に出ているのはみんなガク引き・フリンチングの結果です。普段はせいぜい10発に1〜2発起こる程度なんですが、ここでは5発。ちょっとひどいです。

考えても考えてもスリングをキツくしたからではないと思うんですよね。なんか「スリングをキツくしたから、もっと安定するはず。当たるはず!」という気持ちが前のめりに出てしまった気がしてならないです。

「あたれ!」

って気持ちが出過ぎると、ダメですね。スッと構えて、スッと撃てたときの方がずっと当たりが良いです。

 

しばらく空撃ちも絡めて練習

ちょっとガク引きがひどいので、身体に教え込むために、しばらく的に向かって空撃ち練習をします。

(周りに人がいるときは、遅発っぽく見えると思うのでちょっと気を使います)

 

で、改めて実射に移ると——

 

いいじゃないですか! わたしにしては上々です。このあと、射撃場のスタッフ(?)の女性に伺ったら、彼女は89点とか取っちゃうらしく、「へぇ」と平然を装いながらも、内心は悔しくて地団駄を踏んでおりました。

なにはともあれ、自分にしては良い感じですので満足とします。

1つキツくしたスリングもいい感じ。キツくしたことで左手の位置が僅かに前に移動しました。それも良い影響があった気がします。というのも、その前まで、左手はもはやトリガーガードを包むくらい手前にあったので。。

とはいえ、何が正解かは時間をかけて研究するしかないですね。

 

射撃と狩猟の撃ち方の話

実はこの日、ライフルの技能講習が開かれていました。人数が少なかったので、私は隅っこで個人練習をさせてもらっていたわけです。

その技能講習の指導員の説明がとーーーーーーっても分かりやすく、撃ち方や猟のアドバイスまでしていて、私まで生徒と混じって並んで聞いちゃいました。

その中で指導員が繰り返し言っていたのは

「『射撃と狩猟じゃ、撃ち方が違うから射撃練習はしない』という意見がある。たしかに違うとわたしも思う。ただし、射撃で80点とる所までは同じです。射撃場の的で80点取れない人が、狩猟で当たるということはないので、最低限、そこまでは練習しましょう」

という内容です。ライフルでの話なので、スラッグでも同じように80点を基準にしていいのかは分かりませんが、基礎的な射撃技術が狩猟にも通ずるという点については共感します。

 

具体的にどう違うのか、あまり深く聞くことができませんでしたが、1つの違いは射撃では真ン中(10点)を狙うのに対して、狩猟では狙っているバイタルゾーンに入ればいいという点。むしろ、ど真ん中を狙って時間をかけるよりも、ある程度すばやく撃つことも大事。つまり素早く撃って、バイタルにきっちり当てるという考え方。

 

人によっては時間制限付きの静的射撃を練習している人もいますよね。

据銃してから5秒以内で撃つとか。

猟期が近づいたらそういう練習もしてみたいかも。


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狩猟やってます。ひとりで歩き獲物を追う単独忍び猟が好き。2022年からはアイヌ犬のイチを連れて一銃一狗に挑戦します。狩猟系ブログ《山のクジラを獲りたくて》運営。狩猟系の本を集めるのが趣味。雑誌『狩猟生活』『ガンズ&シューティング』に寄稿し始めました。 ヤマノクジラショップ始めました:https://yamanokujira.theshop.jp

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