愛用テントの紹介:『トレックライズ1』最小限にして高品質で信頼のテント
最近は久しくテント泊ってのもやっていないのだけど、今年は何回かは山で野営したいと思っている。
テントとは別にタープも持っているので、タープだけで泊まるときもあれば、テントだけで泊まる事もある。両方って事はあまりない。昔バイクで旅していたときは両方使うときもあったかな。
ともかく、今所持しているテントは今日ご紹介するアライテントの『トレックライズ1』。お気に入りなので、オススメしますよ。
『トレックライズ1』
これは日本製の本気のテントだと思っている。安くもない。定価はこのモデル(1〜2人用)で42,200円。究極の1人用と言われるトレックライズ0というモデルもあり、個人的にはこれもアリだと思う。いま買うならトレックライズ0にするかもなァ。
ともかく、スペックを見てみよう。

重さは1.46kg。テントにしては軽いとは思う。ただタープと比べると(比べるのもフェアじゃないのは承知の上)重く感じるね。わたしが使っているタープは同じくアライテントのビバークタープM。このタープは0.41g。軽いよね〜。
約1kgの差があるわけだけど、もちろんタープとテントじゃ快適さが違う。トレックライズは出入り口がメッシュになっているので、暑い夏は入口をフルオープンにしてメッシュにしておけば、虫も入らない。また、背面部分にベンチレーションがあるので、メッシュとの相乗効果で空気の流れが良い。
さっそく立ててみよう。
(と、まるでブログのために立てるみたいだけど、天気が良かったので干したかった)
テントを干す
収納されているとこんなサイズ感。テントは紐があって、もっと絞ってコンパクトにすることもできる。
で、立てたらこんな感じ。まだまだキレイだね。
中に入るとこんな感じ。言うまでもなくテントの世界で言う2人用とか1〜2人用ってのは、つまり1人用だ。下の写真は実際に寝るみたいに横になった状態。1人なら快適。2人だとキツい。キツいけど、モンゴルの北部で妻と2人でこのテントで一週間くらい生活したことがある。寝るだけと割り切れば大丈夫。
いわゆる前室部分は広くない。前室で何でもできるような広さではない。気を使えばガスストーブで湯沸かしくらいはできるけど、ちょっとフライが近くて気を使う。あまりオススメしない。
寝るためのタープ
世の中にはもっと「テント内で快適に過ごせる」ものがある。たとえば同じアライテントからもドマドームというシリーズがそう。
実際にフライを被せるとこのようになる(アライテント公式サイトより)。
これならばテントの中に座って、前室でがっつり料理もできる。雨の日でもテントから出ないで快適に過ごせると思う。
これに対してトレックライズシリーズはもっと軽さを追求し、シンプルで、風に強いデザインになっていると思う。好みもあるだろうな。
私の場合はテントに入るのは寝るときだけで、あとは外で過ごすことが多い。気持ちが良いから。だからトレックライズで満足している。
でも、その後タープ泊もするようになって、開放感に感動し、その後はタープ泊が主になったので、ちょっとテントの出番が減っているのは事実。
タープかテントか両方か
わたしはテント泊の方が歴が長い。バイクでキャンプツーリングをやりこんでいたときは、年間で50泊くらいはしていたと思う。
その後、少しタープ泊をやるようになって、楽しさにハマった。だからどっちが好きかと聞かれればタープ泊の方が好きだ。
でも疲れがとれるのは断然テントかな。
車やバイクで快適なキャンプをしたいならテント+タープがやっぱり最強。
開放感を楽しんだり、山奥で野営するならタープが楽しい。
キャンプ場に泊まるならテントがいい。タープは人の目が気になる……。
年内に数回は野営する機会がありそうなので、そのときはタープでいくつもり。というのも、今年の野営のテーマのひとつが「どれくらい荷物を減らして野営できるか?」だから。
実際にやるときには、その模様も記事か動画にしてみようと思っている。
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