単独猟で暗闇を歩くのは恐ろしいとこと、それに対する備え。

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じつは先日の単独猟で下山がほんの少し遅くなりました。結果として、ほんの5〜10分程度ですが、真っ暗闇を歩くことに……。

思っていたよりもずっと恐ろしい体験で、今後はもっと慎重に歩き、暗くなる前に車に戻ろうと決意したというお話です。

「日の入りまで粘りたい!」という思い

長年の経験者であれば、「まだ昼だけど、今日は付かれたから帰るか〜」という余裕もあろうかと思いますが、まだ1年目のわたしとしては、時間が許す限りチャレンジしたいと思ってしまいます。

「時間が許す」とは、つまり日の出から日の入りまで

わたしの地域で11月だと、大体6時半から16時半までくらいですね。約10時間。獲物が獲れない限りはギリギリまで粘りたくなってしまいます。

さて16時半までと言えば聞こえはいいですが、まさにこの時間は日が暮れる時間。実際には空の端っこに光が残っているとはいえ、暗闇へ一直線という時間帯です。

16時半頃の林道

上の写真を見ても、林道でこの明るさ。実際に山の中に入ればまず何にも見えないくらい真っ暗です。

わたしは「暗闇の中を下山した」と言っても、本当に5〜10分程度の距離。

「これまでに何度も歩いてきた道だから大丈夫!」

と思っていましたが、何度も躓いたし、杉林の景色なんかどこも同じに見えるし、正直GPSがなければかなり不安を感じたと思います。

ライトがあれば昼間のようになるわけではない

もちろんライトは持参しています。それどころか、ヘッデンとハンドライトの両方を持っています。

どちらもとっても明るいモデルなので、頼りにしているライトです。

春から秋の渓流釣りにもこれらのライトを携帯していました。渓流釣りでは早朝から釣り始めるため、まだ日が昇らない時間帯からこのライトを持って林道を1〜2時間程度歩くため、心のどこかに「まぁ、暗闇を歩くのはなれてるぜ」という驕りがあったのかもしれません。

しかし、渓流釣りの1〜2時間は林道の暗闇。たしかに暗いですが、足場はそれなりにしっかりしているし、道に迷うことはありません。一方で狩猟の帰り道は林道でも、登山道でもない、ただの山の中。道もないし、目印もないわけです。明るいときは何となく景色や地形で覚えていても、暗くなるとまったく違って見えてきます。また足下も悪いですね。

いくら明るいライトがあっても、昼間と同じように歩けるわけではないのだと痛感しました。あくまで「ないよりはマシ」というレベル。命綱のようなものです。ロープの上を歩くのに命綱があっても、平地のように歩けるわけではありません。あくまで「死なない」というだけのこと。ライトもそんなもんだと思った方がいいかもしれません。

 

自分のルール

今回はそれなりに慣れた山を5〜10分程度歩いただけで済んだので、ハッキリ言って大した問題ではありませんでした。しかし、もしちょっと慣れない山に入って、1〜2時間も歩くことになったら、と思うとちょっとゾッとします。

行ってみれば「ヒヤリハット」案件ですね。

こういう経験から、ちゃんと自衛の方法を考えないと、そのうち本当に困ったことになってしまいます。

というわけで、自分なりのルールは簡単。

『日の入りの30分くらい前には必ず車に戻る。少なくとも車に近く、暗くなっても帰れるところまでは戻っておく。ギリギリまで粘るなら、車の近くで粘る』

 

ライト2つ持ちは強い

ライト2つ持ちは本当に心強いですよ。

渓流釣りでの暗闇を2時間歩いた経験から、ヘッデンだけで足場の悪い道を歩くのは難しいと思っています。

ヘッデンというのは顔の向いている方向を照らします。ところが人間は顔の向いている方角を見ているとは限りません。顔は動かさずに目だけを動かしているものです。ヘッデンだけで歩くと、ちょっと左を見る、ちょっと右を見る、ちょっと下を見る、ちょっと上を見るというタイミングで、必ず顔全体を動かさなくてはならずかなり疲れます。肩が凝りますよ。それで問題がないのは足下を見なくても歩けるくらい平地のときだけ。

そこでハンドライトを併用するとずいぶんストレスが解消されます。

手に持ったライトは簡単に方向を変えられるので、目で見ている方向を照らしやすいんです。

まぁ、コレは余談です。

実際はライトなんか使わなくて済むのが1番だと思います。

 

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