アマチュア無線の講習会に出席してきたので、内容をご紹介します

  • Pocket

アマチュア無線4級の講習会を受けてきました。本当は講習講習を受けず、国家試験を受けるつもりでしたが、訳あって講習会に参加することに。

その辺の事情と、講習の様子をご紹介します。

今季が初出猟という人で、まだ無線のことを考えていない人は必読です。

試験の数が少ない!!

「冬から猟に釣れてってやるから、無線の免許を取って、無線機を用意しておけよぉ」

とうちの猟友会支部長さんから指示がありました。気にかけてくれて本当にありがたいです。

「ところで無線の免許ってどうとるの?」

これは先日の記事(参考:ハンターにとってのアマチュア無線について調べてみた)で説明したとおり、講習を受けるか、試験を受けるかの2通りです。

  1. 日本無線協会(JRI)の試験を受ける(1時間の試験、約5000円)
  2. 日本アマチュア無線振興協会(JARD)の講習を受ける(2日間、約23,000円)

これを知って「講習は高いから、ぜったいに試験を受けよう」と思っていたのですが、その後、試験の日程をよく見たところ、思ったよりも少ないという事実に直面しました。

平成29年度の日程はこちら(それ以降はこちらのサイトで見つかると思います)

私の自宅からだと東京が近いのですが、上の日程表を見れば分かる通り、11月の猟期に間に合わせようと思うと、実質7月5日しか候補がありません。それなら7月5日に受ければ良かったのですが、試験の受付日程を見て愕然!

7月の試験は5月中に受付締め切りなのです。というわけで、試験を待っていては猟期に間に合わない……。

クマ
べつに無線なんてなくても猟はやれるんじゃねーの?

「いやいや、せっかく支部長さんが誘ってくれているし、一緒にやるなら無線が必要と言われているし、自分のせいで迷惑をかけるのもイヤだし。やっぱり講習を受ける!」

というわけで、無線機屋さんに行って、講習の申し込みをしてきました。わたしの場合、講習は都合のいい日程で開かれていましたが、決して講習も多いわけではありません。今季の狩猟を目指している人は一刻も早く申し込みをすることをオススメします。

講習を受けても、すぐに無線を持てるわけではなく、1〜2ヶ月はかかるそうですよ。

無線講習の概略&流れ

無線の講習の詳細に入る前に、ザーッと概略と流れをご紹介します。

講習は2日間。わたしの場合は日曜日と日曜日、っていう形で1週間開けての開催でした。

最後の最後に法規と工学の試験が行われます。すべての講習に参加し、かつ試験に合格すると晴れてアマチュア無線4級の資格が得られます。

試験は法規と工学、それぞれ10問ずつ。計20問。それぞれ6割以上の正解で合格です。

で、講習は120%この試験を合格させるつもりで教えてくれます。講師曰く、1000人に1人も落ちないとのこと。工学の教科書を見るとちょっと難しく思えますが、大丈夫。講師の人が「こうすれば答えが分かる」という超クリティカルな教え方をしてくれます。

クマ
とか言って、意外と難しいんじゃねーの?

「いやいや、ほんと簡単。ザッと30ヶ所くらい『ココ出るよ〜』と言われて、そのうち10ヶ所が試験に出るから、もう黙って暗記すりゃOK」

クマ
そんなに簡単なんじゃ、免許の意味ねーじゃん

「まぁ、深い理解は実際に無線機を手に入れてからでもいいんじゃないかな? アマチュア無線の意義って、無線の知識を深めることにもあるわけだし」

無線の講習1日目

講習会場に着くと、思ったよりも人が多いですね。ザッと70人くらいでしょうか。そして言い方が良くないかもしれませんが「無線好き」の人が多くなると思ったので、大人しい感じの人が多いと思ったのですが、茶髪、ピアス、ガタイのいい人、作業着姿の人と、なんだか “無線らしからぬ” 様子です。

講習が始まっても

「おれ、ぜんっぜんわかんねーよ」
「おい、これ、わかったぁーーー?」
「まじ、やっべー、むじーじゃん」

と、私語が止まりません。内心「うるさいなぁ」という気持ちになります。こっちはやるからにはちゃんと勉強しようと思ってんだ!!

講師の方は、生徒の集中力が切れてくると、みんなの関心を引こうと「楽しい無線の話」をしてくれます。

講師「無線って本当におもしろいんですよ。このあたりからだと条件が良ければ4級でも京都とか、あっちの方まで通信することができるんです。わたしも、もう30年以上無線をやっていますけどね。これまで海外の人も含めて、あっちこっちの人と交流したもんですよ。アメリカのアマチュア無線協会にはね……」

みんな「ぽかーん(なにがおもしろいんだ!?)」

というのもですね、わたしもそうですが、どうやら大多数の人が無線自体に興味があるのではなく、何かの事情で無線機が必要で、免許を取りに来ているようなのです。たとえば私で言えば、狩猟のため。あまり他の人と話ができませんでしたが、ちょっと聞こえてきた感じだと、車や船が好きな人もいましたね。

だから「無線がおもしろい」と言われてもピンとこないんですよね〜。

休み時間になると、講師の人同士で無線雑誌を見せ合って盛り上がっていましたが、生徒はそんなことには無関心で、みんな大急ぎで外の喫煙スペースに出ていきます。

そうこうしているうちに1日目が修了。

無線の講習2日目

1日目を終えて、試験対策は概ね万全って気持ちでしたが、万が一にも落ちたらイヤなので、この1週間少し勉強してきました。それでも全部で30分〜1時間くらい。

「勉強してきた?」

隣のおじさんが声をかけてきます。

「少しは……」
「偉いなぁー。自分は全然だよ」
「そうですかー」

他の席からも「おれ、勉強してねーよ」「おれも!」「まじでー」「やべー」というなんだか妙に若い言葉が飛び交います。

正直ねー。もういい大人なんだから「勉強してない自慢」はやめよーよ。ちゃんとやってきた人が1番カッコいいと思いますよ、ボクは。

何はともあれ、2日目の今日も内容は全力で試験対策です。はっきり言えば、ひたすら模擬試験を解きます。そして本番の試験もその模擬試験の中からしか出題されません。

模擬試験の問題数が30問あって、そのうち10問が出ます(法規・工学でそれぞれ10問ずつ)。だから、この問題を暗記すれば完璧というわけ。

私は復習してきているので、模擬試験は満点でした。問題の順序などを変えて、何度も何度もやらされるのですが、何度やっても満点。隣のおじさんは「おにいちゃん! さすがです!」と敬語に変わる始末(いいおじさんでした笑)。

そして試験!

試験は法規・工学それぞれ10問ずつ。制限時間は1時間。

「それじゃそろそろ試験を始めます。試験時間は1時間あるけど、通常だと10分くらいで全員終わっちゃいます。みなさん終わっているようなら、終わった人から退席してもらいますよー」

というわけで、本当に全員10分で終了。私はまちがいなく満点だと思います。迷う問題さえありませんでした。

ここから長い

さて、確実に試験は合格ですが、これですぐに無線機を購入できるわけではありません。

まず合否を知らされるまでに1週間。合格の知らせを受けて、免許の申し込みをして、免許が発行されるまでに1〜2ヶ月かかるそうです。

つまり、7月初旬に受けたとしても無線機の購入は9月〜10月頃というわけ。11月の猟期に間に合わせるという意味では7月が最終チャンスと言えます。

まだの人は急ぎましょうねー。

おもしろいと思ったらこちらをクリックしていただけると、ランキングが上がります。どうかお願いします。
ブログ村へ
にほんブログ村 アウトドアブログ 狩猟・ハンティングへ


  • Pocket

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*