3タイプの実包等管理帳簿の管理方法から、自分に合った方法を見つける
先日、「初めて射撃に行った」ことを記事に書きました。
初めて銃を撃ったら絶対にしなければいけないのが『実包等管理帳簿』の作成(あるいは弾を購入するタイミングで作成)。
この管理簿、フォーマットが決まっているわけではありません。調べてみると、いろんな方法で管理している人がいるようです。
管理方法として3つにわけてまとめてみました。「これから」という人は参考にどうぞ。
タイプ1:印刷して、手書き管理
まず、1番基本だと思われる方法はこれ。フォーマットを自作するなり、どこかから入手するなりして、そこに手書きしていく方法。
たとえばわたしが警察で「なんか警察で推奨している実包等管理帳簿のフォーマットってありますか?」と訊ねたら、こんな紙をくれました。
「これをコピーして使うといいですよ」とのこと。
ネットでフォーマットを作って公開している人もいますし、自作しているなんて人もいます。
警察に提出する際は、原本が帰ってこない(らしい)ので、コピーを提出するようですね。そこだけ注意と手間が必要ですが、シンプルな管理方法だと思いますよ。
タイプ2:エクセル(など)でデータ管理
どうもデータ管理でも良いらしいです(ご自身の所轄にひと言訊いた方がいいかもしれません)。
というわけで、エクセルでフォーマットを作成されている人がいらっしゃいます。
パッと見つけた3つのサイトを参考までにご紹介します。
それぞれ微妙にフォーマットの種類が異なります。たとえば2つ目の「おとうのブログ」さんのものは、リンク先を見れば分かる通り、「実包が1種類しかない人」のためのフォーマットとのことです。
この場合、警察に提出するときは印刷してそれを提出すればいいということになりますね。
タイプ3:市販の管理用ノートで管理
じつは実包等管理帳簿は市販されていたりします。
購入はお近くの銃砲店か、YJLオンラインショップ(上記画面はこちら)のようなネット通販でも買えるそうです。
高いのかと思ったら300円なんですね。ごちゃごちゃ考えず、最初からコレを買うというのもありだと思いますね。
この帳簿のいいところはノートとしてまとまっていることだけではなく、4種類の実包を管理できるという点です。たとえば12番、20番、ライフル(30-06)と3種類の銃を持っている場合、そのすべてを記録しなくてはいけませんが、こいつならこの1冊でうまく管理できるようです。
警察にはコピーを提出しましょう。
鹿児島射撃場サツマ火薬さんの分かりやすい動画
わたしがちょこちょこ見ている「サツマ火薬」さんのYouTubeチャンネルにも実包等管理帳簿の動画がありました。こちらでは紙での管理と市販の管理簿を使った管理方法を紹介しています。記載方法のヒントもあるので、ぜひご覧くださいい。
わたしはシンプルに紙とペン!
一瞬、「パソコンで完璧に管理!」と思ったのですが、あれこれ考えて手書きで管理することにしました。今日の記事で言う1つ目の方法です。
その理由は……
理由1:実包1種類なので、そもそも管理が簡単
銃1梃、実包1種類だと管理も簡単。難しく考えず、警察にもらったフォーマットで簡単に管理できそう。
理由2:装弾ロッカーに置いておくことで「記載忘れ」を防げる
パソコンで管理だと、射撃・狩猟から帰宅したときに、パソコンを起動して入力する手間が発生する。また記載忘れが起きそう。
それに対して、装弾ロッカーにファイルを置いておけば、銃をしまうときに「必ず」ファイルを目にするので、そのときにパッと開いて、サッと書けばOK。
理由3:どうせ添付資料は紙で管理だから
今日の記事の中で触れませんでしたが、射撃場で実包を消費したとき、必ずその領収書やスコアカードを保管する必要があります。
「添付しなくてはいけない」というわけではありませんが、指示があったらすぐに出せるようにしておく必要があるそうです。
となるとこの添付資料も管理しなくてはいけません。で、こいつは紙でもらうものなので、紙で管理することになります。
管理帳簿はパソコン、添付資料は紙と分けるよりも、1つのファイルにまとめてしまった方が簡単な気がしました。
ご自身に合った方法でどうぞ
こういうのって人によって好き嫌いがあると思います。
そもそも「手書き」という行為が嫌いな人もいると思うので、そういう人はデータ管理が向いているでしょう。
せっかく選択肢があるので、自分に合った方法で管理したいものですね。わたしも実包の種類が増えたら、また別の管理方法を検討すると思います。
「自分はこうやってるよ!」というご意見があったら、ぜひ教えてください。
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