植物に興味を持ったわたしがまずやっていること

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わたしは去年から植物に興味を持ち、ゆっくりとではありますが、勉強しています。

自分なりに少しずつ確立してきた勉強の仕方をご紹介してみます。

植物に興味を持った

ヒマラヤスギの樹皮。立派な老人の肌のようで、威厳を感じます。

わたしはもともと山にいるのが好きでした。理由はありません。「なんとなく心地いいから」とでも言いましょうか。

フラフラとキャンプしたり、登山をしたり、自然と山遊びが好きになっただけのことです。

ただ心地いいだけだったので、結構長いことキャンプや登山をやっていたのに、植物や山の特性について無知です。

そんなわたしが去年から「せっかくだからもっと山のことを知りたい」と思うようになりました。

その “いろいろ” のひとつが植物です。

まず名前が知りたかった

ヒマラヤスギのはず。スギという名の松です。

まずわたしがやったことは「名前を知る」ことでした。

ところがこれが結構むずかしい。

植物図鑑や樹木図鑑を買い、力任せに同定(種類を特定すること)しようとしますが、なかなか「これだ!」と確信を持てません。

それでもいろんな植物を同定していると、「これだ!」と確信が持てるときがあります(所詮素人の確信ですけどね)。

「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」

というわけです。

諦めずに名前を調べることを繰り返しましょう。

その植物の特徴を知る

名前を知っても、所詮それだけのこと。

「これはホオノキ」
「こっちはアオキ」
「あれはヒマラヤスギ」

分かったからといって、何も起きません。しかし、名前が分かれば特徴を調べることができます。

特徴と言っても、いろんな特徴があります。いわゆる植物としての特徴を暗記するのもいいのでしょう。花が咲く時期、実がなる時期、樹高、分布など……。

しかし正直なところ、そういったスペックを丸暗記するのあまりおもしろくありません。

そこでわたしが何に注目したか?

“その植物の利用方法” です。

「利用」とは2通りあります。

  1. 人間がその植物をどう利用できるか?
  2. 動物がその植物をどう利用しているか?

言い換えれば、生態系の中でどういう役割をしているか、ということです。

たとえばこちら、うちの近所にたくさん生えているアオキです。

冬の山に行って、青々としているなぁと思ったら笹かアオキということが多いです。

冬でも青々としていて、茎まで青い。いかにもアオキという名前にふさわしい木なので、覚えやすいですね。

さてアオキは生態系の中でどういった役割を持っているのでしょうか? 調べてみると、葉はニホンジカの餌になり(参考サイト)、実はヒヨドリやツグミの餌(参考サイト)になるとのこと。

地域にもよるかもしれませんが、アオキの実がなる時期とヒヨドリがやってくる時期と重なるとのこと(ヒヨドリの一部は冬鳥です)。

つまり……、アオキが生い茂っていて、赤い実がなっているのを見かけたら、「ああ、このあたりにニホンジカは少なくて、そろそろヒヨドリがやってくる時期なんだな」ということに気がつけます。

クマ
その実は人間も食えるのか?

——気になるでしょ? 食べてみましたが、青臭くてまずいです。第一、中の種が大きくて、食べるところがほとんどないんですね。

クマ
そっか

わたしが知っている樹木はまだ多くありませんが、それでも何も知らなかった頃に比べて、山を歩いていても「あ、これは○○の木。実が食べられるやつ」「こっちは○○、新芽が出れば食えるな」なんて具合に楽しさが倍増しました。

まとめ

なにが言いたいかというと、植物に興味を持ったら、人間や動物がその植物をどうやって利用しているか調べてみると、山がグッと身近なものに思えるようになりますよ、ということです。

わたしはマタギの文化に興味があるので、マタギがよく利用するというクロモジという木に興味を持ったり、熊が食べるブナ系の木々に興味を持ちました。

鳥が好きな人は鳥の餌になる木を覚えるといいでしょうし、木工が好きな人は木材としての価値から掘り下げてみてもいいでしょう。

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