古いエマージェンシーブランケットがボロボロになる危険性
山遊びで携帯しているエマージェンシーキット。その中身を時々は見直して、修正するのですが、この10年ほど、ずっと居座り続けたのがエマージェンシーブランケットでした。
そいつを点検してみたら、ボロボロで使えない状態だったので、反省を込めてご紹介します。
エマージェンシーブランケットとは?
エマージェンシーブランケットってご存じですか?
エマージェンシーブランケットは、極薄素材で作られた防風・防寒用・防水のシート。主に災害時や遭難時などの非日常的な状態において、毛布や布団などを確保できない状態での使用を想定したもので、ポリエステル性のフィルムにアルミニウムを蒸着して作られているものが多い。

使い道はカンタン。遭難・災害時に身体に巻いて防寒のために使います。
畳むと手のひらサイズで、とっても軽く、山に行くときのエマージェンシーキットとしては定番のひと品です。
いつか使うと思ってた
ご多分に漏れず、わたしもエマージェンシーブランケットをエマージェンシーキットの中にいつも入れていました。
自分で買ったものではなく、10年前、母からプレゼントされた市販のエマージェンシーキットの中に入っていたモノだと思います。
そのキット自体は手元にありませんが、中身のうち、使えるモノはずっとバッグを入れ替えても使っていたわけです。そうやって居座り続けたのがエマージェンシーブランケットでした。

実のところエマージェンシーブランケットを使ったことは1度たりともありません。
遭難したこともなく、エマージェンシーブランケットを使うほどの冷えも経験していません。だから――、と言ってはいけないのですが、実は最初のエマージェンシーキットに入っていたときのパッケージ袋に入れっぱなしだったのです。
1度開けたら閉じられないタイプの密閉されたパッケージでした。「そこに入れておくのが1番いいだろう」と判断してそのままにしていました。
「まぁ、大丈夫だろう」
と高をくくっていたところもあります。
開けてみたら……
先日「そろそろエマージェンシーキットの中身を見直す時期だな」と、中身をひとつひとつ点検していました。
錠剤の状態を確認し(これはこれで問題があったので、別の記事にします)、ライターの状態、絆創膏の数……、そんなものを確認し、最後に目が行ったのがエマージェンシーブランケットでした。
パッケージのビニール袋が劣化しているような気がして不安になったのです。
「開けてみるか……、袋を買えた方がいいかもしれないし……」
袋を切って開けてみます。パッと見はキレイでした。しかし広げてみると……。

10年近く折りたたまれたままだったエマージェンシーブランケットは固着していて、開いただけで写真の有り様です。わかりますか? アルミが剥がれて、透明になってしまっています。
これでは防寒になりません。
この通り、広げただけで破けてしまった箇所も……。

点検が大切
今回の1件で痛感したのは「点検の大切さ」と「買ったままにせず、ちゃんと1度使ってみることの大切さ」です。
このエマージェンシーブランケットをもらった当時はアウトドアを始めたばかりで、はっきり言ってエマージェンシーキットを舐めていました。だから買ったままの状態で、そのまま放り込んで「とにかくこれで大丈夫」と信じ切っていたところもあります。
しかし1度も使ったことがないような道具をただでさえ慌てている非常時に、上手に、効果的に使えるとは思えません。
遭難して、雪の中でガクガクと手を震わせながら、1度も開いたことがないブランケットを開く。大きさだってイメージできていない。正方形なのか、長方形なのか、どれくらいの強度があるのか、どれくらい暖かいのか、2人で使える大きさか(同行者がいる場合)……。そんな状態ではうまくいくわけないのです。
やはり1度ちゃんと広げてみて、「ああ、こういう形なら、こうやって身体に巻くとちょうどいいな」とか実感しておくことが大切です。それも1度きりではなく、忘れない程度に時々はやるべきでしょう。
なんだか今回のエマージェンシーブランケットの1件は、自分の恥部を見たような、恥ずかしい思いでいっぱいになりました。
ちなみに、買い替えなくてはいけませんので、こちらの商品を自分の山遊び用と家族の災害対策用にいくつか購入しました。いつか商品レビューもさせていただきます。レビューがいいので期待しています。
近々、こちらの商品のレビューもさせていただきますね。
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