YouTube『Primitive Technology』ある意味究極のブッシュクラフトチャンネル
今日ご紹介するのはまさに「原始的な技術を再現しようという」チャンネル。
もうひと目見ればコンセプトは分かります。ぜひご覧ください。
Primitive Technology
このYouTubeチャンネルのタイトルこそ英語ですが、英語が1文字も分からない人にもオススメできる、究極のアウトドアチャンネルです。なぜならまったく喋らないから。チャップリン並に喋りません。
そして内容は、そのタイトルに恥じないものです。
Primitive (=原始的)Technorology(=技術)
まだ何も機械や鉄鋼技術がなかった頃の(いわゆる)原始時代の技術を再現しようというチャンネルなのです。
火起こしと言えば、木の棒を回して、摩擦で火を熾しますし、木を切るとなれば石を尖らせてナイフのようにして切ります。ひもが必要なら自然の樹皮などを撚って作り出します。
ナイフ1本たりとも持ち込みません。見ている限り、彼が持ち込んでいる物と言えば着ているハーフパンツくらいでしょう(靴も履かず、上半身も裸です)。
驚異的な閲覧数!
さて、実際の動画を紹介する前に、ぜひ注目して欲しいのは、彼の動画の驚異的な閲覧数。
1つの動画の閲覧数が1千万回を越えるのもざらです。チャンネル登録数も340万オーバー。
この凄さをどう表現したものか……、たとえば日本で有名なユーチューバーである “はじめしゃちょー” のチャンネル登録者数が450万ほど。
——と思うでしょう?
しかし注目すべきはアップしている動画の数です。
はじめしゃちょーは1300本近い動画をアップしています。対してPrimitive Technologyはといえば22本。たったの22本です。
普通、ほとんどの人気ユーチューバーは長い長い下積みを経て、少しずつチャンネル登録者数を増やしていくものです。動画のスタイルに関しても模索を繰り返し、あーでもないこーでもない、と改善を積み重ねていくわけです。
で、どこかで人気に火がつく、と。
しかしこのPrimitive Technologyは最初の1本目から変わらぬスタイルで、一気に340万オーバーの登録者を得たわけです。驚異的ですよね〜。
石ひとつが刃物に
さて最初にご紹介する動画はこちら。
彼の動画は10分オーバーの長いものも多いですが、こちらは短いのでオススメしてみました。
動画の内容はといえば、「石で手斧を作る様子」です。もう説明はいらんでしょう。ぜひ見てください。
1本の木を手作りの石斧で切り倒す様子も見られます。それもたったの3〜4分で切り倒すのです。
「ナイフはこれじゃないと!」
なんて贅沢なことを言ってられないな、と思いましたよ。
タイル屋根の小屋を作る
こちらはタイル屋根の小屋を作る動画です。
タイルはどうする? って思いますよね〜。安心してください。ちゃんと泥から作ります。
泥をこね、それを焼き固めていきます。
マジブッシュクラフト
いや〜、このチャンネルを見たとき「これぞブッシュクラフトの究極の姿か」と思いましたよ。
いや、ブッシュクラフトに究極もなにもないと思っていますし、どんなスタイルでも楽しく遊べればいいと思っていますが、「最低限の道具を使い、山の中で快適に過ごす」という意味において、やっぱりある種の究極だな、と感じずにはいられません。
見ていて「真似しよう」というのとも違いますが、見入ってしまう動画です。
っていうか、もっとたくさん動画をアップして欲しい!
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