ファーストエイドキットの中身を晒してみる

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ファーストエイドキットは人の考え方が表れる道具のひとつだと思います。

大きなキットを持ち運ぶ人もいれば、ポケットサイズの小さなポーチしか持たない人もいます。また持たない人も……。

正解は人それぞれ。わたしのファーストエイドキットを整理するついでに、今入っているものを記録しておこうと思います。ご意見お待ちしています。

ファーストエイドキットは永遠のPDCAを要求する

ファーストエイドキットとは山に行くときに、持っていく応急処置道具です。

山の中で怪我をすると、すぐに病院に駆け込むということができません。わたしはソロで歩くことがほとんどですので、歩いてきた道を自力で降りなければいけないわけです。

また病院に駆け込むほどではなくても、ささいな怪我を放置して、意識が散漫になり、二次災害が起きてしまってはいけません。

そこでファーストエイドキットを持参しておき、自分でできる限りの処置をするわけですが、その中身は千差万別です。

人によって違ってくる理由はいろいろありますが、大きく3つに分けられるでしょう。

  1. 山行のスタイル(軽いハイキングレベルか、ロッククライミングか、など)
  2. 応急処置の知識
  3. 本人の意識

たまにはりきって「怪我をしたら縫うんだ」と針と糸を持っている人もいますが、その知識がないなら無意味でしょう。

わたしも最初の頃はあまり考えずに一般論を見て、テキトーに中身を決めていました。

その後、山遊びを続けるなからで「こういうものがあった方がいい」とか「これはいらない」と考え、少しずつ中身をブラッシュアップしていきました。

ひたすら知識をつけ、PDCAを回し続けていくしかファーストエイドキットを充実させる方法はないと思います。

お手本ではなく、記録です

今日ご紹介するのはファーストエイドキットのお手本ではなく、2017年初頭、わたしのファーストエイドキットに何が入っているか? という記録です。

わたしも今日、記事を書きながら中身を見直して、また改善していくと思います。

これを見て真似をするのではなく、「ふーん」と参考程度に見てください。

入れ物はドイター

ドイター First Aid Kit Pro

ファーストエイドキットのバッグは、以前使っていたものがあまりに痛んでいたので、買い替えました。前に使っていたものは15年近く使ったでしょう。

これが最高にいいバッグか、と訊かれるとよくわかりませんが、まあ気に入っています。

ドイターはいろんなサイズのファーストエイドバッグを作っています。どのサイズがいいかは人それぞれ。わたしは1番大きなサイズを使っており、今はバッグいっぱいに荷物が入っていますが、狩猟を始めたら減らすかも、という気持ちもあります。

バッグを開けると、こんな感じ。

First Aid Kit Proは広げるといくつかの部屋に分かれています

中はいくつかの部屋に分かれていて、うまく収納すれば「開けた瞬間に散らかる」ということがなく使いやすいです。しかし不満もないわけじゃなくて、包帯や瓶形状のものを入れるポケットがいくつかあるのですが、それよりも普通のチャックで閉まる小物入れスペースが欲しかった……。

中身!

バッグの中身を出すとこうなります。ほとんどのものはジップロックか、それ相応の入れ物に入っており防水対策になっています。

さて、中身を見ていきましょう。

上の写真の番号ごとにご紹介していきます。

1. テープと包帯

包帯とテープはその気になれば他のもので代替することも可能ですが、一応わたしは入れています。

自分が想定している用途としては、出血が多い怪我や深めの擦り傷などを止血・保護する際、ガーゼなどをホールドするのに使うつもりです。

まぁ、あとで紹介する三角巾やふだん持ち歩いている手ぬぐいなんかもそういう用途で使えるので、重複している感じがしています。

2. 痛み止め・絆創膏・ホッカイロ・ピンセット

ジップロックに細かいものを放り込んでいます。

入っているのは——

  • 痛み止め
  • 絆創膏
  • ホッカイロ
  • ピンセット

です。この中で痛み止めは絶対に外せないですね。怪我用というよりも、万が一急な歯痛などに襲われたら大変だからです。

過去に親知らずが悪さして、手が震えるほどの痛みを味わってから、痛み止めは24時間、欠かさず手近に用意しています。EDC中のEDCです。

絆創膏・ホッカイロ・ピンセットは念のためですね。「あるとちょっと嬉しい」という種類のものだと思います。

3. ポイズンリムーバー・軟膏

白状すると、わたしが山で1番怖いのはハチです。

クマは怖いですが、出会わない努力ができます。万が一出会ってしまっても、いきなり襲われるわけではなく、一般的に言われる「逃げない、ゆっくり後ずさり」など対処すれば、無事にやり過ごせるでしょう

対してハチは自分が彼らの領域に入ってしまえば、向こうは警戒モードに入ります。

もちろんハチも正しく対処すれば「出会う=襲われる」ではないのですが、どうしてもハチは怖い気がして仕方ありません。

渓流釣りでも身動きできない場所にいるときに限ってハチが現れ、「よりによって今かよ!」とガッカリすること数知れず……。

そこでポイズンリムーバーは必携です。

で、ポイズンリムーバーで毒を抜いたあとは軟膏を塗ります。

4. ハイドロコロイド包帯

この商品ご存じですか?

いわゆるキズパワーパッド的なやつです。出血が多い擦り傷なんかで、こいつを貼ろうという狙いです。

比較的深い傷で活躍する予定のアイテムですね。

5. SOLエマージェンシーブランケット

本来の意味ではファーストエイドキットという枠組みに含めるべきかは分からないのですが、今のところここに入れておくのが理にかなっているような気がします。

遭難時の保温という目的もありますが、激しい怪我・病気などで身体が冷えているとき、こいつが役に立つでしょう。

6. 三角巾

三角巾は骨折なんかで腕をつるとか、添え木を固定するとか、使い道は幅広いです。

極端な話、防寒にもなります。

前述の包帯を省略することはあっても、三角巾は持っていくと思います。

7. ティッシュ・トイレットペーパー

テキトーに家にあったポケットティッシュとトイレットペーパーを入れています。

ここに入れてあるのはあくまで緊急用なので、山にはこれ以外にもトイレットペーパーを持参します。こういうのはいくらあっても役に立ちますね。

8. 減菌ガーゼ

怪我をしてガーゼを当てておきたいとき、減菌ガーゼが数枚あると便利だと思います。

応急処置の知識がある人に訊いたとき、「ガーゼはいくらあってもいいよね」と言っているのを聞いて、とりあえず3枚入れています。

通常のガーゼでもいいと思います。わたしがこれ以上ガーゼを増やすときは通常のガーゼを足すかもしれません。怪我に直接触れる部分は減菌ガーゼ、出血・体液の流出が止まらないとき通常のガーゼを重ねていくという考えです。

9. ヘモスタパッド

警告しておきます。この商品のリンク先にはかなりの大けがの写真が掲載されています。そういうのが苦手な人は注意してください。

この商品は強烈な止血剤です。

大量に出血するときはとにかくこれを押しつける。使い方も簡単です(と思っています。試したことはありませんし、試さずに済むことを祈っています)。

この道具は山の中で激しい怪我をして、とにかく止血したいというときに出す予定の道具です。

いかがでしたか?

いかがでしたか?

足りないものはいくらでもあると思います。

パッと思いつくものだと「はさみ」でしょうね。また錠剤系も不足を感じるかもしれません。

もし「自分はこれもいれてるよ」というご意見がありましたら、ぜひコメントかTwitterで教えてください。

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