わたしがいつも絆創膏を持ち歩く理由
絆創膏って怪我の処置としては無意味という意見も聞きますが、わたしはほとんど24時間手近に持ち歩いています。
その理由は決して怪我を治すためだけ、というわけではないんです。
絆創膏って必要だっけ?
絆創膏って決して必須のファーストエイドアイテムではないと思っています。
所詮キズを覆い隠して、その場をしのぐためのアイテムだという認識があり、普段の生活じゃ怪我をしても使わないことがほとんど。
それでも山でも、釣りでも、絆創膏は必ず持参しています。
それこそ都会で遊ぶときでも数枚の絆創膏は荷物のどこかに必ず忍ばせています。
なぜか?
それが今日の話題です。
怪我は大したことがなくても、気にはなる
たとえば山で指先を切ってしまう。ほんのわずか血が滲んだけど、すぐに血が止まった。ぴりぴりとちょっとだけ痛みがあるけど放置してもまったく問題ない。
そんなとき、ためしに絆創膏を貼ってみると、なぜか痛みが治まったり、少なくとも「気にならなくなる」という効果はあると思っています。
もっとわかりやすい例が、たとえば子どもがはさみで手を切ってしまう。大したキズじゃないけど、子どもは泣いている。絆創膏を貼ってやると、すぐに泣きやむ。
こういう体験ありませんか?
わたしの個人的な考えですが、人間は「処置すると安心する」という性質があるように思います。その処置が適したものか? 科学的に効果があるか? そんなものは抜きにしても、とにかく処置さえすれば安心し、いい意味で怪我のことを意識の外に追いやることができます(もちろんキズの程度が軽ければ)。
たとえば山で小さな怪我を放置すると、意識の一部がキズに向かってしまいます。その分だけ山への集中力が低下し、結果として転んだり、何か不注意で事故を起こしてしまうのです。これを防ぐために、あえて絆創膏を貼ります。
「とにかく処置はしたから、傷のことは忘れよう」
絆創膏はその効果があると思っています。
外出中も小さな親切のために
たとえば外出中に同行者(家族や友人・知人)が怪我をする。
そういうときにとりあえず絆創膏を出してあげると安心する人が多いと思います。
絆創膏ひとつでほっとする。
そんな体験が誰もしもあるのでは?
そういうときのために絆創膏だけは大事にいつも持っているんですね。
理屈とは違う価値
正直言って、理屈では絆創膏なんてあってもなくてもいいと思っています。
とくに山では深めの傷ならガーゼとかで処置しますし、軽い傷なら放置してもいいわけです。それでも絆創膏を持ち歩くのは、小さな安心感を生むから。
たまに「絆創膏は無意味」という意見も訊きますが、上手に使えば効果的だと思いますよ。
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