書評『名人達の釣り道具』最高のアームチェアフィッシング本

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この本のタイトルを見ただけで、もうそれ以上の説明なんていらないくらい「気を惹く本」ではないでしょうか?

「釣り」が好きで、「道具」が好きなタイプの人なら、この気持ちがわかるはず。

蛇足を承知で、この本の魅力をお伝えします。

『名人達の釣り道具』

「釣りに道具なんて関係ない」

みんなそう言うけど、それでもこだわってしまう釣り道具。

竿の良し悪し、毛針の良し悪しならまだしも、みやびなタモ、風流な魚籠、洗練されたエサ入れなど、はっきり言って釣果には関係ない部分にもこだわってしまうのが釣り師の性なのでしょうか。

まぁ、小難しい推測は置いておいて、道具にこだわるのは楽しいものです。

またそれが「他人の道具」となると、楽しさ数倍。分野問わず、道具を見ると、その人の考え方だとか、姿勢のようなものが見えておもしろいものです。他人の本棚、他人のふで箱、他人の机、何だって楽しいけど、「他人の釣り具」となればおもしろさはひとしお。

この感覚に共感してくれる人ならば、本の中身を紹介しなくたって、この本を読みたくもなるはず。

アームチェアフィッシャーマン

『名人達の釣り道具』のカラーページ

『名人達の釣り道具』のカラーページ

作家開高健の本で知った言葉が「アームチェアフィッシャーマン」。

釣りに行けず、自宅の書斎で、釣りに思いを馳せる釣り師のことを指します。

雨の日、シーズンオフ、あるいは忙しくて釣りに行けない日の夕方……。ひとり酒でも傾けながら、過去の釣りを思い返してニヤついてみたり、釣り本を見ながらまだ行ったことのない川で竿を振る自分の姿を思い浮かべてみる。

釣り師なら身に覚えがあることでしょう。

この本はまさに「アームチェアフィッシャーマン」が喜ぶ1冊である、とも言えます。

この本に載っている風情あふれる道具を見ながら「こんな道具を使って、あの川に行けたら最高だろうなぁ」と窓を見る。窓に雨粒があたって、外の景色を歪めている。酒をひと口……。ため息ひとつ……。

で、内容は!?

この本はできるだけ内容を説明せずに、魅力を伝えたいと思いました。

いかがでしたでしょか?

ざっくり言えば釣り名人達の釣りエッセイ+釣り道具の紹介という本です。読めばわかるステキな本ですよ。

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