穂先が折れたテンカラ竿を直しました(パーツの購入から修理まで)
テンカラ竿をお手入れしていて穂先を折るという、お手入れなんだか破壊なんだかわからない痛恨のミスをやってしまいました。
調べてみたら簡単に修理ができましたので、その一部始終をご紹介します。
折れた!
テンカラ竿の先端というのは非常に脆いです。爪楊枝のように折れてしまいます。
その証拠に、お手入れ中、不意に変な力を込めたら……
普段、魚がかかっても、根掛かりしても折れないのは、竿全体のしなりで力を分散しているからなんですね。わかっちゃいましたが、改めて実感しました。
折れた瞬間は一瞬頭が真っ白になり「ボンドでくっつくかな?」とかありえないことを考えてしまいました(笑)。
パーツの購入
さて、幸い、この竿は8本に分解できる竿。折れたパーツを購入し、取り替えれば直るはずです。
わたしの竿はシマノ製。シマノはパーツの通販をやっていません。公式サイトを見ると「小売店で注文すること」と書いてあります。
またネットには「竿を買った店以外でパーツの注文をすると嫌がられる」なんていう面倒な情報もあります。
困ったなぁ、とネットを徘徊しているとこんなサイトを発見しました。
ダイワ(グロープライド)、シマノ、がまかつ、シモツケなどのロッド(渓流竿)パーツ販売いたします。保証書のご使用も可能です。
なんと主要メーカーの渓流竿のパーツ通販サイトなのです。しかも保証書も使用できます。
内心「ちゃんと生きているサイトなのかな?」と疑う気持ちがあったので、ためしに見積もり依頼だけ出してみました(疑ってすいません)。
すると翌営業日にちゃんとした返答が。
これはいける! と即座に注文。振り込みなどを済ませると、すぐに商品が届きました。
竿を直します
こういう竿はお尻の部分から開けることができます。
で、中身を取り出すとこんな具合に竿を分解&取り外しができるというわけです。1番左にあるのがパーツショップでいう『穂先1番』と呼ばれるパーツです。折れてます。
いい機会なので、普段よりも念入りに磨きます。
で、折れた『穂先1番』を届いた新品に替えます。おお! 折れてない。
で、取り出すときと反対の手順で組み上げる、と。
ちゃんと元の通りに組み上がりました。
竿の扱いは慎重に
聞いてはいましたが、竿は簡単に折れるものですね。
しかし直すのも簡単で助かりました。
まぁ、この竿が次に活躍するのは来年の春。このまま収納して、来年まで冬眠です。
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