わたしがヤマメシを《おにぎり+スープ》にする5つの理由
登山・釣り・山菜狩りなど山に入るときの楽しみのひとつは食事じゃないでしょうか?
わたしなりに行き着いた簡単で楽しい食事のスタイルが《おにぎり+スープ》という一汁一飯でした。
一汁一飯とは?
一汁一菜とか、一汁三菜とか、言いますよね。一般的には汁物とおかずの数を示し、食事のスタイルを指す言葉です。
で、わたしが言う『一汁一飯』とは、その文字が示すとおり、汁物1品+ご飯(≒おにぎり)です。もちろんご飯は山で炊いてもいいのですが、わたしは後述する理由もあり、おにぎりが基本です。
もし「いまはコンビニで買って済ませているけど、ちょっと物足りなくて……」という人がいたら、ぜひ試してみてください。
さて、おにぎり+スープをオススメする理由を5つご紹介したいと思います。
1. 食事としての満足度が高い
山の中とはいえ、いやむしろ山の中だからこそ食事を楽しみたいですよね。
おにぎりとスープの組み合わせは抜群で、身体が温まるし、作りたての食べ物というのは満足度が高いものなんです。
おにぎりだけじゃちょっと寂しい。かといってご飯を炊いて、おかずを作って……とやるのは大変。それならスープだけ作れば満足感が違います。
2. 作るのが簡単
スープは簡単に作ることができます。
もちろんインスタントとかフリーズドライのスープでもいいですが、日本人ならお馴染みの味噌汁なんてどうですか?
作るのは超カンタン。使うのは味噌とかつお節とお好きな野菜だけ。水を沸かし、かつお節を入れ、野菜を入れる。野菜に火が通ったら味噌を入れておしまい。かつお節は取り出しません。捨てるのはもったいないし、食べられます。
山の中でちゃんと出汁を取った味噌汁を食べられるなんて幸せじゃないですか。お好みで肉を入れたり、山菜・キノコを入れるのもいいでしょう。
わたしはおにぎりのひとつを《具なし》にしておき、それを最後に味噌汁に入れて ”猫まんま” にして食べることもあります。その辺はお好みで。
3. 片付けるのが簡単
スープしか作ってないから片付けるのも簡単です。
食べ終わった鍋をティッシュで拭き取っておしまい。とくに油を使わないスープであれば、これで完璧です。だから味噌汁はいいんですよね~。
4. トラブルに対応しやすい
山の中では予想外の出来事が起きがち。
たとえば、予定が狂って昼食を作る時間がないとか、ガスボンベが空になっちゃったとか……。そんなとき、とにかくおにぎりは持っているので、それを食べて、先に進むことができる。
もしすべて調理しないと食べられないものだったら、ちょっと困ってしまいますよね。
5. たのしい!
山の楽しみのひとつが昼食で、この楽しみの中には作る楽しさも含まれていると思います。
だからこそ、わたしも昔はがっつり料理をする時期もありました。今でもたまにはそうします。
しかしのんびり作る余裕がないとき、まったく料理しないのもつまらない。そこでこのスープだけ作る、というのが自分にはちょうどいいようです。
ヤマメシに迷ったらおにぎり+スープでいかがでしょう?
もう自分のスタイルができている人は、それを変える必要なんてありませんが、これから山登りを始める人や渓流釣りを始める人で、ヤマメシに迷っているのであればおにぎり+スープの一汁一飯スタイルがオススメですよ。
ああ、そうそう、“一汁一飯” という言葉を使っている人っているのかな、と調べてみたら、こんな本が出てきました。ちょっと気になりますね。わたしは読んだことがありませんが……。
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当方のヤマメシ(猟食)も味噌をつけて焼いた握り飯が定番です。子供の頃から読んでいる椋鳩十の影響ですが…(笑)
汁物は持って行った事無いんですが矢口高雄氏の「ボクの先生は山と川」に出てきたアザミの味噌汁は一度味わってみたく想っております。
自然の中で食うメシ、最高ですよね(^ω^)
焼きおにぎりいいですね〜。最高です。
猟だともしかしたらスープ作ったりするのは面倒かもしれませんね。わたしも猟だったらおにぎりだけにしそうな気がします。
釣りや登山だと食事を作る時間があるので、いつもスープをつくるのが楽しみです。