ターハントの弾倉トラブルを2つ一挙に解決
ターハントは好きな銃なんですが、欠点もあります。
わたしが実感している欠点は2つあり、どちらも弾倉回り。それらをご紹介しつつ、とりあえず打った対策をお見せします。
2つの欠点
1つ目は弾倉のガタつきです。こちらの動画をご覧ください。
自分のターハントの好きなところ
ウッドカッコよし。チェッカリングの触り心地よし。MSSに比べて銃身短い。レザーとの見た目の相性よし。嫌なところ
弾倉ガタガタ! pic.twitter.com/goMgzHvWHB— やまくじ@武重謙 (@yamakuji_jp) December 20, 2018
勘弁してよって感じです。静かに忍びたい、大事な瞬間にこれがガタガタ鳴るんです。もろ金属音だから、山ではごまかしようがないほどの異音。
2つ目の欠点は弾倉の脱落です。
ターハントのここがダメ。
弾倉があまりに簡単に抜ける……。
先日の猟でのこと。笹藪に入るときに、鉄砲を前に抱えて、(弾が入ってないとはいえ)トリガーに笹が絡まないように右手で覆っていたら、弾倉がポトリ……。ヒヤリとしました。なんかいい方法ないかな。 pic.twitter.com/9ii5RCyBaf
— やまくじ@武重謙 (@yamakuji_jp) November 9, 2019
なにがおきているか分かりますか? 弾倉のリリースボタンがトリガーの近くにあって、そのあたりを持っていると、無意識に押しちゃうことがあるんです。そして、落ちる。
実際、狩猟の際、藪に入らなければならない場面があり、銃を前に抱えて、歩いていたところ「気づいたら弾倉がない」という自体になりました。わたしは獲物がいないと装填しないため、もちろんこの時点でも装填してはいません。が、それにしたって弾倉を紛失したら一大事。ターハントって数が出回っている銃ではないので、そうそう見つけることもできないでしょう。
このときはちょっと後ろに落ちているのをすぐに見つけて問題は起きませんでしたが、背筋が凍る思いがしました。
とにかく2つ目の問題解決を
1つ目のガタつきはせいぜい獲物を獲りにくくなるというだけのこと。一方2つめのトラブルは銃の部品の紛失に繋がる問題。これは可及的速やかに対応しないとマズイ。
そこでTwitterで相談したところ、いろんなアドバイスを頂きました。
その中で自宅にあるもので、すぐにできそうだったのが、自衛隊系ハンターの助言
「パラコードを黒ビニテで固定してトリガーに繋げばいい」
——というもの。
簡単だ!
とりあえずやってみた動画がこれ。
ちなみに自衛隊では黒ビニテでしたが、わたしは目立つように赤に。これで銃をおいたときの視認性なんかも向上します。
自衛隊の猟友たちに弾倉のことを相談したところ「自衛隊でも弾倉落としはトラブルとしてあって、こんな対策するよ」と教えてくれました。
弾倉の形状の関係で全く同じではないし、それが理由で強度もやや落ちるのですが、ひとまずこれで運用してみるつもり。
副作用として弾倉のガタつきがなくなった。 pic.twitter.com/FEdo3B3MY8— やまくじ@武重謙 (@yamakuji_jp) November 11, 2019
結論だけ見たい人はこちら。
結果!
いい感じ。
自衛隊の人はパラコードをトリガーガードに結ぶみたいだけど、なんとなくトリガー回りに余計なものが増えるのは嫌だったので、スコープに繋ぐことに。
銃の左側を通せば装填・排莢の邪魔にもなりません。
あとはわたしはひもの長さをギリギリにしましたが、そのせいで弾倉からの装填はしにくいです。銃の近くで作業しなくてはいけないので。
わたしの場合はあんまり弾倉を使わないので、これで良しとしました。紐が長いと邪魔だし。
そして、副作用なのですが、テープを張ったことでわずかにあった弾倉のクリアランスがなくなり、ガタつきがなくなりました。これもうれしい!
というわけで、しばらくはこれで運用してみたいと思います。
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