次の猟期はこれでいく! シャルムのハンティングベストをご紹介
Twitterでは何度か呟いていますが、来期の猟からは少しイメチェンしてみたいと思っています。
理由は……あえて言えばMOLLEベストを使っているのに、荷物を断捨離していった結果、MOLLEにポーチがほとんど付いていない状態になったことがきっかけです。
「これならMOLLEじゃなくていいよね?」
と気付いてしまい、ほかのハンティングベストが気になり始めたというわけ。猟場も神奈川から北海道へと変わるので、それもきっかけのひとつです。
シャルムの猟装との出会い
このベストとの出会いは偶然でした。Twitterで「欲しい人いる?」という投稿があり、その写真を見てひと目ぼれしたのがきっかけです。
東京池袋 シャルムの猟装w
新品を頂いたけど誰か使いませんか??厚手の綿素材
弾刺しポケットと、クレーにも使えそうな深いポケット
ジッパー付きのゲームバッグも有る pic.twitter.com/joOyMbVoV1— 洗濯物 (@do_rakumon) March 31, 2019
サイズが3Lということで、「そりゃでかすぎ!」と思ったのですが、相談したところ「冬の服装ならいけるかもよ?」という助言を頂き、ありがたく頂戴することにしました。
これまでわたしはMOLLEベストを使っていたので、ややタクティカルな印象を持っている人もいるかもしれませんが、こういうベストも実は好きなのです。
なんというか、現代的なシュッとした格好良さではないのですが、クラシカルな古き良き「古典」のようなハンティングベストとでも言いましょうか? あるいは昭和の気配とでも言いましょうか? そんな感じが好きです。
左ポケットに付いている銃のマークとか、なんともいえない格好良さ。
ネットのレビューを調べてみたところ、ほとんど情報がないようですね。せっかくなので、商品自体の詳細なレビューをしていきたいと思います。
胸の弾差し
まず、このハンティングベストは胸に2発分の弾差しがあります。
公式サイトを見るとまったく同じベストが見つかりません。もしかしたら型落ちなのかな?
さて、実際に20番の模擬弾を入れてみるとこんな感じ。
12番もちゃんと入ります。
模擬弾を抜き差ししてみた印象だと、結構使いやすいです。ちょっと慣れは必要だと思いますけどね。
腹回りのポケット
腹回りには左右2つずつのポケットがあります。下の写真にあるとおり、腕を突っ込んでいるポケットとフード付きポケットがあります。
この腕を突っ込んでいるポケットがかなり大きいです。どれくらい大きいかというと、この緑線のように目一杯のスペースを確保しています。

次にフード付きの方ですが、こちらは小さなベルクロで閉じています。これがなかなかバランスが良くて、勝手に開いたりしない程度の強さはあるけど、剥がすときの音はあまり気にならないレベルです。狩猟用の道具でベルクロってあまり好きではないのですが、許せるかな、と感じました。まぁ、本当に嫌なら切り離しちゃえば良いのですが……。
で、フード付きポケットの中はこの通り、弾差しになっています。写真では20番と12番の模擬弾をそれぞれ入れてみました。
片手で抜こうとすると、ややコツがいります。わたしも慣れていないので、抜くときにもたつきます。
ただ、最初に使うのは胸の弾なので、ポケットの弾は予備という使い方をすれば問題ないでしょう。
狩猟登録のバッジはここに
狩猟登録した県ごとのバッジはここに付けることができます。いうまでもなく、あのネジだけで留めると折れる恐れがあるので、縫い付け推奨です。
胸当て
胸当ては分厚い感じではありません。生地1枚足しただけですね。スウェードっぽい素材で使いやすそうです。
生地
生地はポリ85%に綿15%とのこと。ペラペラに薄い猟友会ベストと違って、充分に厚みを感じます。下の写真で向こう側から指で押していますが、透けて見えることもないでしょ?
しっかりしているという印象です。
背面、背嚢
後ろから見るとこんな感じでシンプルなルックス。
左右に大きなジッパーがあります。
開けると、ほぼ背中一杯に収納スペースがあります。
中にはポケットも1つ。ここは猟銃の所持許可証や狩猟登録証などを入れておくのに良いかもしれませんね。
背中のスペースが広いので、予備の飲み水やパンなどを入れておくのも良いかもしれません。
内側
内側にはこのような紐が付いていました。
着てみると腹の上あたりにきます。恐らくですが、これはベストのぶらつき防止でしょう。サイズを調整するためのものではなく、ポケットに荷物が入っているときにブラブラするベストを抑えるのだろうと思います。
で、ネームタグ。これが言い知れぬ「ださかっこよさ」を醸し出していると思っています。遭難したときなど、これがあれば身元がわかる、と。
着てみよう
さて実際に着てみましょう。
狩猟のときの服装ではないのですが、サイズ感だけでも伝わればと思います。身長は180cm、体重72kg。現代的デザインのベストではないので、ダボッとした印象を持つ人もいると思いますが、着た感じではあまり違和感ありません。
「やや大きめ」くらいには思いましたけどね。まぁ、北海道で温かい格好をしたら、この大きさに救われる気もします。
後ろはこんな感じ。ね、そんなに「大きい!」って感じでもないでしょ?
次の猟期はこれで挑戦します
さて、まだ4月。次の猟期まではずいぶん時間がありますが、ともかく次の猟期はこれで挑んでみます。
荷物の携行方法なんかも少し調整しないといけませんね。それは猟期が近づいてから考えるかな?
いやはや、楽しみが1つ増えました。
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