狩猟の言葉:結局、狩猟をやる人のことをなんて呼べば良いの?
昨日の記事では “猟師” という言葉を1つ取りあげて、研究しました(冗談です)。
参考:狩猟の言葉:猟をやる人は猟師だろうか?(ジョーク記事)
で、今日は視野を広げて、狩猟をやる人を呼ぶ言葉を並べてみたいと思います。
ことごとく、わたしの印象論です
狩猟をやる人のことをなんて呼ぶか? べつに答えはないですが、わたしが抱く印象だけを並べてみたいと思います。
一応辞書を引いてみたりしつつも、結局は全てわたしの印象論です。
ぜひみなさんの考えも聞かせてください。
『猟師』
これは昨日の記事で長々と書きましたので、そちらを参照してください。
参考:狩猟の言葉:猟をやる人は猟師だろうか?(ジョーク記事)
一応、超短く “猟師” に対する印象を書いておくと、「プロ」ですね。やっぱり猟師という言葉はプロって印象を感じさせます。
『狩人』
若い感じがします。なんだろう、ロビンフッド的な印象。
若くて、山奥に住んでて、生活のために猟をやっているんだけど、肉を売っているわけじゃなくて、獲った肉を食べて生きてる人って印象。
ちなみに辞書だと『猟師』と同義のようです。
『狩猟家』
これは好事家って印象を感じます。プロであるにせよ、プロじゃないにせよ、研究熱心でやりこんでいる人。漠然と取り組んでいるんじゃなくて、研究や勉強に熱心な感じ。
たとえばプロじゃないとしても、地元で(猟に関して)頼りにされているようなイメージ。
『ハンター』
1番、フラットな印象。プロとかアマとか関係なく使えるイメージ。
週末ハンターみたいにライトな使い方もできるし、ベテランにも問題なく「彼はベテランのハンターだから」とも使えるイメージ。
『鉄砲ぶち(撃ち)』
今日紹介した中では1番古風なイメージでしょうか。どこか謙虚なイメージを持ちます。
「いやいや猟師だなんて滅相もない。自分はただの鉄砲ぶちですから」
みたいな? この言葉だけは「猟」という意味合いが入っていないんですよ。あくまで鉄砲を撃つ人。だからかな、謙虚なイメージを持つのは。
『猟人(かりゅうど・かりびと・さつひと)』
これ、辞書を調べていて初めて知りました。読み方も3通り。
古風ですね。使っている人に会ったことがありません。でも「どこかで見たことあるんだよなぁ」という気持ちもあって、検索していて分かりました。
ツルゲーネフの『猟人日記』ですね。読んだことはないのですが……。
印象? 古風だなーって。
「自分、さつひとなんで」って言われたら、もう困っちゃう。
わたしの場合?
さて、自分で自分のことを何と自称するか……?
実のところ、ここまで書いておいてなんですが、自分のことをハンターとか鉄砲ぶちとか猟師とか、自称する機会があんまりないんですよね〜。
「趣味はなんですか?」
「狩猟ですね」
って感じで、「猟をやってます」と言うことはあっても、あんまり「わたし、ハンターなんです」と答える場面って多くないものです。
射撃場なんかでは
「君はハンター?」
「そうっすね、猟やってます」
なんて会話はありますが、この場合でも「自分はハンターです」とはあまり言わないかな。
でも、あえて使うならハンターって言葉が使いやすいですね。やっぱりフラットな印象があるからかな。でも好きなのは “鉄砲ぶち” です。ハンターって英語だし、本当は鉄砲ぶちって言いたい。
これからは鉄砲ぶちって言おうかな。
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