火鉢がある生活の5つ魅力
アウトドア的な話題ではありませんが、少し前から使い始めた “火鉢” の魅力をお伝えしたいと思います。
毎日使っています
わたしは自宅で仕事をしていおり、黙々とパソコンやノートに向かっていることが多いです。
なので、朝着火して炭を足しつつ、夜までつけっぱなしということも少なくありません。日中は暖をとるために、夜は燗酒を作るために使っています。
使い始めて2週間ちょっとなので、まだ火鉢ビギナーではありますが、それでも毎日使っていると炭の扱いも上達してきますね。
ともかく、今日お伝えしたいのは ”火鉢の魅力” です。
どうぞ。
1. すぐ暖かい
さすがにスイッチポンと暖かくなる暖房機器にはかないませんが、思ったよりも火鉢はすぐに暖かくなります。
「着火が面倒でしょう?」
いえいえ、そんなこともございません。
火起こし鍋を用意しましょう。そうしたら炭を鍋に入れて、キッチンで着火。時間でいえば(炭によりますが)、5~10分で着火します。
わたしは朝のコーヒーを淹れている間に着火します。で、コーヒーができる頃には着火も終わっているので、そのままコーヒーと着火済みの炭を持って火鉢に移動。火鉢に並べて完了です。
で、炭ってのは火さえついてしまえばすぐに暖かいんですね。暖房機器のように温風が出るわけではなく、ぼんやりと周囲が暖かいんです。
凍えるほど寒いときは火鉢だけってわけにはいかないでしょうけど、「肌寒いな~」という程度なら火鉢のみでOK。
2. 誰でも始められる
当たり前ですが、囲炉裏は家に囲炉裏がないと始められません(じつは後付け可能な囲炉裏キットってのもあるんですけどね)。しかし火鉢は「火鉢」といくつかの道具さえ買ってしまえばすぐにでも始められます。
炭はぼうぼうと煙も出ませんので、マンション・アパートでも問題なし。気をつけることは換気だけでしょう。
都会の家でも始められるんだから、魅力的じゃないですか?
もっと早く始めれば良かった……。
3. 面倒を見るものがある楽しさ
さて、炭は暖房器具と違って、つけたらつけっぱなし、というわけにはいきません。
炭の種類によって違いますが、わたしの場合は小一時間に1度くらい炭の面倒を見ることになります。
面倒って言ってもやることと言えば、 炭の配置をちゃちゃっと直し、新しい炭を追加するだけ。わたしの場合は、数個の炭を火鉢の端っこに置いておき、足すときはそこから足していきます。だから、手間なんてほとんど無い。
もちろんその予備の炭がなくなったら、新しい炭を出すのですが、それだって火鉢の横に「墨入れ用の容器」を置いておけば、そこから出すだけ。
これを面倒と思うか、楽しいと思うかは、人それぞれでしょうし、状況にもよると思います。
忙しくて仕方がないときは、煩わしいと感じるかもしれませんが、この「適度に面倒を見るものがある感じ」ってすごく楽しいと思うんですよね。
「ああ、炭がちっちゃくなっちゃってるから、足してあげなきゃ!」
「この辺に置いてあげれば早く火がつくな」
「あ~あ~、長く放っておいたら小さくなっちゃってもー」
ってな具合に仕事の合間に手をかけてやるのが楽しくて仕方ありません。
4. いい休憩を与えてくれる
さて、No.3「面倒を見るものがある楽しさ」と重複するのですが、もうひとつ重要な魅力として、強制的に休憩を作ってくれることをぜひ挙げさせてください。
わたしは仕事を始めるとつい没頭してしまうため、休憩を取り忘れてしまい、クタクタになる、何てことが多いのですが、火鉢があると時々は炭の面倒を見てやらねばならず、強制的に気分転換できるんですね。
また考え事をしなければいけないときも、今までであればノートやパソコンを睨みながら考え事をしていたのですが、今は火鉢をいじりながらの考え事。辛さ半減です。
火鉢は適度に休息を与えてくれるのです。
5. 火鉢で作る燗酒の喜び
さて、昼は仕事の共だった火鉢も、夜になれば酒の友に早変わり。
火鉢にヤカンを置いて、その中にとっくりを入れてやれば、燗酒が作れます。
熱めの燗も、ぬるめの燗も思いのまま。わたしはぬるめが好きです。
焼酎派の人はヤカンで暖めたお湯でお湯割りを作るのも乙です。いつも横にあるわけですから、小さめのグラスに少量のお湯割りを作り、飲み終わったらまた作る。そうすればぬるくならずに、いつも飲みたい温度のお湯割りが作れるんですよ。
テレビ見ながら酒を飲む、なんて人もいると思いますが、わたしは火鉢で炭をいじりつつ酒を飲みます。最高です。
伝わりましたでしょうか?
火鉢の魅力、伝わりましたか?
こだわり始めると「炭の種類」だとか「火鉢の種類」なんてものにみんなこだわるようです。話によると備長炭はめちゃくちゃ暖かいそうで、火鉢愛好家はお気に入りの備長炭の販売店を持っているそうです。
幸い、うちには元々安い炭が山ほどあったので、この冬はそれで越せそうです。
もしかしたら来年は炭の世界にドップリと浸かるのかもしれません。
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