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書評『狩猟家族』サラリとした中にもピリリとした狩猟系小説

今日ご紹介するのは篠原悠希さんの『狩猟家族』。このタイトルを見たときに、こりゃ読まなきゃなーと強く惹きつけられました。 『狩猟家族』 舞台は日本ではなく、ニュージーランド。 就職浪人して、気晴らしにニュージーランドにやってきた主人公の武島遼(続きを読む)

書評『ダブルオー・バック』1挺の銃にまつわる連作短編集

この作品はいい!最近読んだ中でダントツでおもしろかったですねー。いやー、いい。好みです! 好きな作品を前にすると「うまく書評を書こう」って気持ちがぶっ飛びますね。 「まあ、読んでみてよ」とだけ書いて終わりにしたい気持ちにさえなります。 &n(続きを読む)

書評『猟犬探偵』人情溢れるハードボイルド猟犬ストーリー

自身も狩猟家である稲見一良(いなみいつら)氏の作品は、やはり鉄砲や狩猟に関わるものが多く、やはり狩猟をやる読書家としては見逃せない作家なのです。 今日ご紹介するのは『猟犬探偵』。これがまたおもしろいんですよ。 『猟犬探偵』 猟犬探偵……その(続きを読む)