Category: 書評

アウトドア全般の良書をご紹介します。外で遊べない日にどうぞ。

《書評》『星の降る森で』 静かに、力強く燃える、よくできた熾火のような短編小説集

今日ご紹介するのは本山賢司氏の『星の降る森で』という短編小説集です。 これはアウトドアをやる人なら刺さる人が多いんじゃないかな〜。古い本なので、まだ読んでいない人も多いはず。

【書評】自力と他力(五木寛之)——自分の力で獲るということを考える

狩猟を始めてすぐの頃——とくに最初の2年ほどの間、ぼくは「自分の力で獲りたい」ということにこだわっていました。 その証拠に、初めて獲ったイノシシが、どう贔屓目に見ても「偶然獲れた1頭」だったので、それに納得できず、「なんとか自力で獲りたい」(続きを読む)

【そこにある山(角幡唯介)】“思いつき” は自分そのもの

『そこにある山 結婚と冒険について(角幡唯介)』の帯にこう書いてある。 何故結婚したのですか? 一つの<愚問>が切り拓いた永遠にして最大の、謎「人はなぜ冒険するのか」 角幡唯介氏は人の内面を自身の行動や経験から紐解き言語化していくのがうまく(続きを読む)

【書評】ボクハイヌヲシリタイ【ザ・カルチャークラッシュ】

ぼくは犬を知りたいのです。 小学生の頃、実家でアイリッシュセッターという犬を飼い始めました。めちゃくちゃ可愛くて、ぼくも散歩に連れ出して楽しんでいたのを覚えていますが、自分でガンガンしつけていたわけではなく、お手伝いとしての散歩くらいしかし(続きを読む)

猟師の本棚:やまくじの本棚と本棚募集について

Twitterで「猟師の本棚を見たい」というやりとりがありまして、おもしろそうなので、ちょっくら募集してみなさんの『本棚』をご紹介したいと思います。 まずは言い出しっぺと言うことで、わたくし『やまくじの本棚』をご紹介します。 この記事の最後(続きを読む)

書評『狩猟家族』サラリとした中にもピリリとした狩猟系小説

今日ご紹介するのは篠原悠希さんの『狩猟家族』。このタイトルを見たときに、こりゃ読まなきゃなーと強く惹きつけられました。 『狩猟家族』 舞台は日本ではなく、ニュージーランド。 就職浪人して、気晴らしにニュージーランドにやってきた主人公の武島遼(続きを読む)

書評『ダブルオー・バック』1挺の銃にまつわる連作短編集

この作品はいい!最近読んだ中でダントツでおもしろかったですねー。いやー、いい。好みです! 好きな作品を前にすると「うまく書評を書こう」って気持ちがぶっ飛びますね。 「まあ、読んでみてよ」とだけ書いて終わりにしたい気持ちにさえなります。 &n(続きを読む)

書評『猟犬探偵』人情溢れるハードボイルド猟犬ストーリー

自身も狩猟家である稲見一良(いなみいつら)氏の作品は、やはり鉄砲や狩猟に関わるものが多く、やはり狩猟をやる読書家としては見逃せない作家なのです。 今日ご紹介するのは『猟犬探偵』。これがまたおもしろいんですよ。 『猟犬探偵』 猟犬探偵……その(続きを読む)

新連載マンガ『クマ撃ちの女』久々の王道系の狩猟ストーリー?

Twitterの狩猟クラスタ界隈ではちょこちょこ話題になっている新連載の『クマ撃ちの女』。みなさんは読みましたか? ネットで無料で読むことができるので、今のうちに要チェック! これが最近のマンガの中で王道系とでも言いますか、「ヒグマを獲る」(続きを読む)

《あなたはどのタイプが好み?》タイプ別、定番の狩猟本14

狩猟系の本って意外とたくさん出ているんですよ。わたしも見かけるたびに買っているので、家にはズラッとたくさん並んでいます。 ややマニアックな本もあれば、狩猟と本が好きなら比較的みんなが読んでいる定番の本もあります。 今日はわたしの独断と偏見で(続きを読む)