個人的「3種のシカ」に新たなシカが加わった

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シカを日常的に見る環境にあります。ほぼ毎日シカを見ますが、それでも飽きずに、シカがいる度に「お!シカだ」と興奮してしまいます。

そんな中で、シカにも3種類いると思っているのですが、最近4種に増えたので、ご報告です。

山のシカ

わたしがもっとも好きなシカです。

シカ独特の神々しさを感じるんですよね。こう……なにか見透かした感じと言いましょうか。

シカって決して強い生き物じゃありません。少なくともケンカが強いタイプじゃないわけです。ライオンやクマといったわかりやすく強い生き物ではない。だからちょっと軽視されがちなんだけど、腕っ節が強くないことでかえって生まれる強さを感じるんです。

全知的とでもいいますか、見透かされた感じがわたしは好きで、そういう雰囲気が撮れたとき、グッときますね。

牧草地のシカ

牧草地のシカは、ハンター以外なら一番見つけやすいシカだと思います。

害獣としてのイメージがつきやすいのが牧草地ジカです。イメージというか、実際、害獣になってしまうわけですよ。

同じシカでも、山で見るシカと比べて神々しさ、全知感はなくなって、「動物だなー」という浅い感想が湧いてしまいます。自分の写真のストックを見ていると、牧草地のシカは多くありません。たぶん、山のシカに比べてワクワクしないのだと思います。

町のシカ

この手の光景は日常茶飯事で、なんら珍しいものではなりません。

わたしが住んでいる町では、この通り、日常的にシカが闊歩して歩き回っています。

シカに乗っ取られた荒廃した町——なんというイメージさえ湧いてきます。よく「これは野生ですか?」と訊かれますが、わたしはいつも「野良ジカです」と答えています。野生と言えば野生なんですが、なんかこれを野生と呼んでいいものか……という葛藤がつきまとい、曖昧に「野良です」となるわけですね。

シカ好きとしては、こうして日常的に見られるのは嬉しくて、いまでも見かけると写真を撮ったり、観察したりして楽しんでいます。

わたしにはサービスショットみたいなもんですが、この光景もやはり害獣のイメージが強く、住民的には困っています(わたしも住民なんですが……)。

新しく見かけた「海のシカ」

このときはスマホ1つしか持っておらず、遠い写真しか撮れず残念でした。

いくらシカの多い地域でも、こうして水に入っているシカを見かけるのは多くないです。わたしは初めて! 何やってるんですかね? 昆布でも食べてるかな?笑

なんだか牧草地のシカや、町のシカから神々しさは感じないですが、海のシカからは神々しさを感じます。なんかスゲーと感心してしまいました。

シカ観察

シカ観察っておもしろいですよ。なにがと言われても困っちゃうんですが、いくらたくさんいると言っても、これだけ大きな哺乳類ですから、見ればワクワクするんです。

双眼鏡を持って、ジーッと観察するのも楽しいです。アホづらして草を食んでいる姿なんてもうたまりません。

またシカを撮影しに行きたくなっちゃったな。


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武重謙@やまくじ

ひとり山でヒグマを追うハンター。 狩猟系作家。宿泊施設経営。狩猟ブログ『山のクジラを獲りたくて』。雑誌『狩猟生活』『ガンズ&シューティング』などに寄稿。 著書『山のクジラを獲りたくて』(山と渓谷社) http://amzn.to/2NYn9Sv

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