日帰り山行で無駄にタープを広げ、イラクサを食べる遊び
普段、日帰りの山行でタープを使うことはないんですが、春先からタープを広げてなくて、干す意味でもちょっと広げておきたかったんですよね。庭先で広げてもいいけど、せっかくなら山の中で広げるか、という遊びです。
山菜を眺めながらの山歩き
本当はヒグマの痕跡を見つけたかったんですが、この日はそういう痕跡はほとんどありませんでした。わずかな足跡らしき凹みはありましたが、うーん、どうかな。
この日はタープを張って、のんびりとご飯を楽しむ、と決めていたので、なにか1品くらい山菜が欲しいなとよだれを垂らしながら歩いていました。
「おやおやウルイかな」パッと足下にウルイ(オオバギボウシ)らしき葉がありました。美味しいヤツなんで、ラッキーとは思ったんですが、残念。こいつはバイケイソウ(あるいはコバイケイソウ)ですね。毒性あり。食べたらまずいやつです。
横から見ると全然違うんですが、真上から見ると似てるんですよね。こわやこわや。
そうこうしているうちに出てくるイラクサの群生地。トゲトゲしてて、素手で触ると地味に痛い上に、その傷みが半日くらい続くイライラするイラクサです。でも火を通すと針は柔らかくなり、さっぱり美味しい山菜でもあります。
コップ一杯いただきましたが、これが後に後悔につながります。
今日はここを野営地とする(日帰り笑)
沢の横に平らな場所を見つけたので、ここを野営地とします。日帰りなんですけどね。笑
ただの屋根なんですけど、不思議なもので「ここがおれの縄張りだ」という安心感が湧いてきますね。テントよりタープが好きだ。ちなみに複雑な織り方をする人も多いようですが、わたしはシンプルなこういう張り方が好きです。
ほら、基地感があるでしょ。テントより広いのがいいですね。
さて、さっそくイライラするイラクサを油で炒めます。味付けは塩。
これが絶品! 多めの油で炒めてやって、塩もしっかり効かせてやると、これがご飯が進む進む。袋一杯に採ってくるべきでした。次回はイラクサ丼を作るわ。マジで。いや、本当。ポイントはしっかり塩をきかせることと、油もケチらないこと、かな。

イラクサを食べ終えたら、今度はセコマで買った生姜焼き。ぶっちゃけイラクサの方がうまかった。
最後は生姜焼きを炒めたフライパンに残ったご飯を投入して、生姜焼きダレのチャーハンみたいにして食べる、と。
ああ、うまかった。
久しぶりに2〜3泊の山歩きでもしたくなるね。
この時期はそうもいかないので、秋までガマンガマン、と。
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