沢沿い散策して自然観察してカフェご飯を食べて帰る
最近恒例の2〜3時間弾丸山歩きです。
毎晩のように地形図を見ながら酒を飲み、「ああ、ここが気になる」という場所に狙いを定めて歩く、という遊び方です。
本当は地形図をお見せしながら「この沢に入って、この谷から鞍部を抜けて、向こう側の沢まで行けるルートがあるか探す」みたいな具体的なお話ができたらおもしろいのですが、あんまり具体的な地名を挙げるのは良くないだろうという判断で伏せています。
ブログって難しいね。
余談だけど,一時期ほど「ブログのアクセス数を伸ばそう!」という熱い思いは減って、「まぁ気楽に書こう」と肩の力を抜いてやっています。アクセス数を伸ばすなら、それなりのノウハウもあるんですが、そんなんしばらくいいかな、という達観した感覚です。
笹枯れ跡地
昨日のブログ(《掌の探検》ササが枯れ尽くして、山が開いたような状態に……)で書いたとおり、どうも笹枯れが多く見受けられます。その笹枯れで気になるのは、次にその場で繁栄する植物は何か? ということです。
で、上の写真です。
ここは開けた沢沿いなんですが、足下は枯れた笹で埋め尽くされています。まったくの勘ですが、たぶん去年とかに枯れたんじゃないかな〜。で今はというと上の写真の通りです。おそらくセイヨウイラクサかな。その手の緑の植物で一面埋め尽くされています。
たまたまなのか、そういうもんなのか?
この場所が来年どうなるか気になるので、また2026年に確かめましょう(忘れてなければ)。
老木に思いを馳せる
木に詳しいわけでもないのに、苔むした老木を見ると、なぜか胸が打たれます。
ここで大昔から、この景色を見ているんだろうなって。
老木の上にまた小さな植物が伸び、小さな生態系を作っているような……、世界の中に新たな世界が作られているような……。
森は奥深い……。
ヒグマの足跡らしき跡
上のような地面を見て「ああ、ヒグマだろう!」と気付けるくらいには、いつもヒグマの足跡を探し回っています。
新しい足跡でもないので、追うってわけでもないですが、沢の中を歩いているので、自ずと同じルートを歩むことになります。
小一時間歩いて疲れたので、だらっと休憩。沢沿いだとパッと火を熾して、沢水を汲んで、沸かして飲めるのでとても便利。とくに晴天が続いていると、焚き火が早い。焚火台の存在のありがたさも感じやすい。
アルミやチタンのコップを使う人も多いと思うけど、個人的には木の器が好き。
もののけ姫でアシタカやジコ坊が懐からお茶碗を出してご飯を食べるのがすごく好きなんですよね。なんだろう、自分が口を付けるもののにちゃんとこだわりがあるというか……。食べたあとで、たしか手ぬぐいみたいなのでサッと拭って懐にしまっていたと思いますが、その所作が最初から最後まで好きなんです。
それにあやかって、わたしも木の器は1つ持っており、お茶もご飯もこれで食べる事が多いです。日によるけどね。
休憩を終えてしばらくすると、はっきりした痕跡にも行き当たり、「やっぱりヒグマだ」と再確認。
それほど大きくないですね。15cmくらいでしょうか。この足跡を最後に、次の痕跡は見つけられませんでした。沢から、どのルートで尾根に上がったか確認したかったんですが残念です。
さて、昼になって、カフェ飯タイム

やっぱりカフェはオシャレで、「そこに身を置きたくなる」というのが大事です。
上の写真のような素敵な場所と、倒木イスまであって快適そうだったので、ここでご飯にすることに。
軽い山歩きではメスティンを親子で持つことが多いです。
アルストのすぐ脇に置いておくと、ジワッと暖まります。炊飯の後半で「あとちょっと温めておきたい」という時に便利。で同時に食後のお茶用の湯沸かしをしておきます。
今日のご飯はコンビニのハンバーグと缶詰。タンパク質2種類は贅沢の極み。肉と魚が並ぶなんて……。
米はちょっとだけ芯が残っていましたね。
そして腹が減りすぎてて,木の器に移し忘れるというね。
もののけ姫もがっかりですよ。
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