初めて作ったお手製の焚火台の紹介と、焚火台についての所感

最終更新日

じつは焚火台が欲しくなって作ってしまいました。

とはいえオリジナルのデザインではなく、良いと思ったものの劣化コピーです。そのあたりのご紹介をしつつ、ぼくが焚火台に求めているものを書いてみたいと思います。

作った焚火台をご紹介

 

超単純な作りです。使用イメージはこんな感じ。

 

メッシュの上で火を焚く形になります。ちょっと薪とクッカーが遠く見えるので、もしかしたら近づけるかも(可変式です)。

また、五徳部分が左右に動くのでこんな風に2つのクッカーを置くことも可能です。

 

こうやって2つのクッカーを置けることが最大の魅力です。1つしか使わないと分かっているならば、ソロストーブでいいんですよ。

 

ソロストーブの方が設営も早く、燃焼効率も良く、撤収も早いですから。ソロストーブの弱点は2つ以上の調理を平行してやれないことと、薪を入れるスペースが狭いので、ちょっと薪の追加が忙しいんですね。

あと、分かりやすいソロストーブの弱点は湿った環境での調理です。

焚火だと1度火が付けば、火の近くで次の薪を乾かしておくことができます。そうすることで追加したときに良く燃えるし、煙も減ります。ソロストーブはそれができないので、ただでさえ小さな燃料スペースに湿った枝を入れるしかない……。そうすると火力がグンと落ちて、煙が出て、火力が戻るまでに時間がかかるわけです。

 

今回作った設計だと、メッシュの下に次に使う薪を入れておけば、少しは乾かせますし、燃焼スペースが広いので薪が減る前にちょっとずつ湿った枝を投入することもできます(この場合、煙は出るでしょうけど、一気に火力が落ちることはない)。

——と期待してます。まだ実践で使っていないので。。

 

ちなみに収納するとこんな感じ。だいたいB5サイズに収まります。ケースはまだ作ってません。

 

オリジナルのご紹介

じつはこの設計はぼくのオリジナルではありません。元ネタはこちら

79式算盤火床 単型 ソロバンファイヤー アルティメット

 

こちらはYouTubeチャンネル Kentarou in The Woods さんが制作しているもので、販売もしています。めちゃくちゃよくできているので、ぜひ見てみてください。

正直に言うと、あとで説明する「焚火台に求めているもの」がこの焚火台でかなり達成されていたので、これを買うつもりでした。しかし在庫切れ(2020年5月時点)ですし、自分で作る楽しみも捨てがたいので、DIYすることに。

結論としては、ぼくが作ったのは本家の劣化コピーです。重さひとつ見ても、本家が145gなのに対して、ぼくのは305g。ちょっと細い材料で作っても追いつきません。材質が違うのかな〜。機能面でもはるかに本家が上。ぐうの音も出ないですね。

 

あえてぼくのモデルの強みを語るなら、

  1. 自分で作ったから補修・改造し放題
  2. ホームセンターで買った部品だけで作っているので、部品に困らない
  3. 特殊工具は使っていない

ってところですかね。まぁ、本家の方が良くできてます。間違いない。気になったら買った方がいいよ。コンセプトに共感できるなら、あの金額の価値はあると思う。ほんと。

手作りした今でも「本家のが欲しいな」と思ってる笑

 

また、製法に関してはこちらの動画を参考にしました。溶接・ろう付けをしない、特殊工具なしで作る方法です。地味だけど、すごく良いアイデアが採用されています。これは可能性が広がる!

 

焚火台に求めること

じつはひとえに焚火台と言っても、求めているものは人によって違います。たとえば焚火禁止のキャンプ場で焚火がしたいという理由で焚火台を導入する人も多いと思います。

でもぼくの場合はそこじゃない。キャンプ場はまず行かないし。

 

ぼくが山に行くときはだいたい何か目的を持っています。狩猟だったり、釣りだったり、山菜狩りだったり……。あるいは狩猟のための下見で動物探しを目的に山を歩くことも少なくありません。

だからキャンプのように、1ヶ所に留まってのんびり焚火を楽しもうという気持ちはありません。むしろサクッと飯を済ませて、サッサと行動したい。それならガス・ガソリン・アルコールストーブを使えばいいのですが、ちょっと時間があるなら、焚火的な楽しみも味わいたいし、その場にあるもので火を熾し調理するというのは、味わい深いもんなんです。でもあんまり時間をかけたくない。そんなわがままを叶えるための焚火台が欲しかったんです。

  1. 軽量コンパクトで
  2. 設営が速く
  3. 効率よく火を維持できて
  4. クッカーを置ける五徳があって
  5. 撤収が速い

ってな感じ。焚火台を使うと、直火よりは効率よく燃えるので3はどんな焚火台でも達成していると思っています。問題は1,2,4,5。

時間をかけて組み立てるタイプの焚火台はダメ。五徳がない焚火台もダメ。重くかさばるのもダメ。——ということで、惹かれる市販品はほとんどありませんでした(前述の79式算盤火床は惹かれました)。

というわけで、自作してみたわけです。使う場所によっては下にトレーを敷いたりして、地面を保護することもできます(完璧に、とはいかないし、その必要はないと思ってる)。

 

実践投入が楽しみ

というわけで近々山にでも行って使ってみたいと思っています。使い込んで、改良して、バージョンアップを目指したい。

使ってみたら「ダメだこりゃ」ってなったりしてね笑

 

ちなみに材料費は3000円くらいかな。

 

追記 2020/05/23 焚火台について動画を作りました。


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狩猟やってます。ひとりで歩き獲物を追う単独忍び猟が好き。狩猟系ブログ《山のクジラを獲りたくて》運営。狩猟系の本を集めるのが趣味。雑誌『狩猟生活』『ガンズ&シューティング』に寄稿し始めました。 ヤマノクジラショップ始めました:https://yamanokujira.theshop.jp

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