普段1番使うツールは結局レザーマンでした

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私は仕事柄、1日中家にいます。買い物やらなんやらで外出することも多いですが、おもな活動場所は自宅です。

家にいれば、細かな仕事が沢山あります。緩んだネジを締めたり、なんかが折れて外れてたり……。それこそエンドレスに仕事が生まれます。そういう仕事をスムーズにこなすためにポケットにいつもマルチツールを忍ばせています。ここ数ヶ月、意識的にレザーマンとビクトリノックスを使い分けてみましたが、自分としては圧倒的にレザーマンが向いているようです。

今日は自分がレザーマンを積極的に使う理由を書いてみます。

お気に入りのレザーマンwave

レザーマンの中ではたぶん定番モデルであるWaveを使っています。

1つ一つのツールの紹介はこちらの公式動画をご覧いただくのがよろしいかと。

一方で、レザーマンと比較するために、ちょこちょこ使っていたビクトリノックスはというと……

この2つ。ファーマーは野外遊び用に持っているもので、家での仕事用に所持しているものではありません。またクライマーは賞品として過去頂いたものです。

もし本当に「家の中での雑用」を目的に選ぶなら、また違うモデルになるような気はしています。そういう意味で、公平な「レザーマン vs ビクトリノックス」をやれたとは思っていません。あくまで手持ちのマルチツールの中でレザーマンが圧倒的に良かったという結論であり、さらに言えば、もし今のレザーマンをなくして買い直すなら、同じようにレザーマンを買うのは確かです。

では、なぜレザーマンか?

 

1. プライヤーが必須すぎる

室内や庭仕事の雑用で最も使うものの1つがプライヤーです。細いものを抜くとか、なんかを曲げるとか、ワイヤー的ものを切るとか、とにかくこのプライヤーは使用頻度が高いですね。

ちょっとしたナットを締めるときもこれでいけます。もちろん大がかりな作業だったり、きつく締めなきゃいけないときは専用の工具を使う方が望ましいんですけど、ちょっと締めたいってときはこれで十分。

 

あとドライバーも必須

「マルチツールの2大機能は何か?」と訊かれたら、少なくとも家の雑用においては前述のプライヤーとドライバーでしょう。

たとえば最近あったことを思い出すだけでも、引き出しの取っ手が緩んでたり、鍋のふたの取っ手が緩んでたり、あれやこれやと使うものです。

それをわざわざ工具箱まで行かずに、その場で直せるというのは大きな利点です。

 

ナイフが片手で開けるのも良い

家の雑用におけるナイフの用途と言えば箱開けですね。ごく稀にちょっとした木工作業で使う事もあります。あるいはコードを切るような場面にも使いますね。

ブッシュクラフトに代表されるような、アウトドアにおけるナイフの用途とはちょっと違いますね。だから頑丈なナイフとか、スゴイ鋭いナイフとか、いりません。もちろんナイフ好きなので、比較的鋭くお手入れしていますが、スーパーシャープにするよりも、いつでもそこそこ切れるような刃付けが望ましいと感じます。

「どういう刃物が良いか?」というよりも、片手でパッと開けることの方が重要ですね。

えてして、「あ、今ナイフが欲しい」と思う場面に限って、片手しか使えなかったりします。紐を引っ張ってるとか、箱を押さえているとか……。ビクトリノックスは(一部のモデルを除いて)どうしても両手を使う事になります。その点レザーマンはワンハンドオープンができるので重宝していますね。

いつも右ポケットに入れてあるので、右手で取りだして、右手で刃を開いて、そのまま右手で使えます。持ちかえることがないのは重要ですね。持ちかえるくらいならワンハンドオープンができなくても良いってことになりますからね。持ちかえるときに刃を開けば良いんだから。

 

はさみも便利

はさみも使用頻度が高いツールです。

最近でいえば、「庭でサンショウや笹の葉を収穫するとき」「紙を切る」など。

もしわがままが許されるなら、このはさみもワンハンドオープンできたら嬉しいですね。そういうの見たことないですがあるのかな。

 

注意事項:マルチツールの携行について

というわけで、わたしはマルチツールを便利に使っています。1日で1度は必ず使います。

だからポケットにいつも入れていますが、重要な注意事項があります。それは——

 

「家の外では持ち歩かないこと」

 

です。ナイフが付いていますので、外で無目的に持ち歩けば銃刀法・軽犯罪法に抵触します。わたしは自宅で仕事をしていて、敷地内に限定して携行しています。

 

雑用目的にはレザーマン一択

というわけで、私個人的な意見としては日常的な雑用のためにはレザーマン一択ですね。

ビクトリノックスだとナイフをワンハンドオープンできないし、プライヤーがない(あったとしても小さい)。それだけでも室内での雑用という意味では減点ですね。

またレザーマンにはドライバー・精密ドライバーあたりが付いているのも便利。

唯一の弱点としては重さとサイズでしょうか。しかし「小さくして使いにくい」ってのはわたしとしては考えられないですね。レザーマンくらいポケットに入れておいても重いとも邪魔だとも思いません。

 

また、山遊びの時はビクトリノックスのファーマーが良い感じです。マルチツールも適材適所なんですよね。

 

レザーマンは正規品がオススメ

また、Amazonを見るとレザーマンは並行輸入品と日本正規品があります。並行輸入品の方が安いですね。

しかし、ガツガツ使うツールだからこそ日本正規品を選びました。理由は25年保証です。

正規輸入代理店レザーマンツールジャパン株式会社(LEATHERMAN TOOL JAPAN LTD.)が販売する製品には、ツール本体にこの『LTJマーク』が刻まれています。

これは日本国内で25年保証を受けられることを購入者様と販売店にお約束する確かな証です。

万が一保証書を失くしても、このマークがあれば修理には無償で対応します。

25年保証について

ツール本体にLTJマークが刻印されていて、そのマークさえあれば保証書の有無と関係なく保証を受けることができます。まだこの保証を使ったことはありませんが、こういう保証があるからこそ「あんまり酷使すると壊れちゃうかな」と心配することなく使うことができます。

 

みなさんは好きなマルチツールありますか?

マルチツールって確かに専用品と比べると信頼度が低く、使い勝手が悪いのは確かですが、それを遙かに上回る「いつもポケットに入っている」というメリットがあります。

みなさんはマルチツール使いますか? 使っているとしたら何を使ってますか?

ぜひTwitterで教えてください。

@yamakuji_jp (twitter)

 


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狩猟やってます。ひとりで歩き獲物を追う単独忍び猟が好き。2022年からはアイヌ犬のイチを連れて一銃一狗に挑戦します。狩猟系ブログ《山のクジラを獲りたくて》運営。狩猟系の本を集めるのが趣味。雑誌『狩猟生活』『ガンズ&シューティング』に寄稿し始めました。 ヤマノクジラショップ始めました:https://yamanokujira.theshop.jp

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