自分がいつも心に言い聞かせている “狩猟の格言や言葉”

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狩猟にもいろいろ格言がありますね。

今日は、わたしがこれまで聞いた中でも、心に響いた格言的な言葉を挙げてみたいと思います。

『一犬、二足、三鉄砲』

まず、圧倒的に良く聞く格言ですね。

わたしなりの理解としては、猟をする上ではまず犬が重要。実際に山を歩いて動物を探す。最終的には鉄砲でビシッと仕留める……と。

順序も重要ですが「猟をする上で重要なもの3つ」と捕らえています。

 

わたしは犬なし単独忍び猟がメインなので、犬はいません。だから “二足、三鉄砲” となるわけです。

これはとても重要な教えだと思っていて、とにかく山を知り、動物を知り、獲物を見つけるための “足” こそが重要だってわけです。で、それを仕留める鉄砲も次いで重要。

だから猟期であろうがなかろうが、山に行く。猟期を終えれば、射撃場にも通う。

どちらをおろそかにしてもいかんというわけです。

 

『2連銃は1つの獲物に2つ弾をぶつためにあるんじゃねー』

これは先輩ハンターに言われた言葉です。2連銃にせよ、3発撃てる自動銃にせよ同じこと。先輩曰く——

「2連銃ってのは1つの獲物に2つも弾をぶつために作られたんじゃない。2頭いる獲物を両方仕留めるために作られたんだ。そんな開発者の気持ちを理解して使わねーといけねーよ」

とのこと。実際、開発者がどういう心で作ったのか、わたしには分からないですが、この教えは自分の中で大きく響いています。

 

『顔が見えるまで撃つな』

カモ撃ちをしている父に言われた言葉ですね。

カモの種類を同定する話で教わったことです。ちゃんと顔を見て同定せよってことと、もう1つ「顔が見えるくらいの距離なら当たるだろう」という意味もあったようです。

しかし、この言葉、カモに限らず、四つ足の猟でも同じだと思っています。

黒い毛……イノシシ? と早とちりしがちですが、カモシカかもしれません。クマかもしれません。

シルエットでシカだと思ったけど、やっぱりカモシカだったなんてこともあり得ます。

顔をちゃんと見て獲物を確認すること。そして顔を確認する自分自身の心の余裕が大事。獲物がいたら「顔は?」と自問します。

 

『自分の弾がどこ飛んでるか分からないやつが獲物を撃つのは失礼だ』

これは先輩ハンターに言われた言葉ですね。

「闇雲に撃って『当たった外れた』と騒ぐのは獲物に失礼だ」と言われました。つまり射撃場に行けよってことです。

射撃場に行って、自分はどれくらいの距離で、どれくらいの精度で撃てるのか? それをちゃんと理解して撃たないといかんってことです。

 

『授かりもんだから』

これは秋田のマタギがポロッと仰っていた言葉でした。

クマやウサギを狩るマタギ。獲った獲物は山の神様からの授かりもんだから、大事にしなきゃいけない。そういう意味ですね。

宗教的な意味での “神様” を信じるかどうかは抜きにしても、やっぱり獲物は山からの授かりものだとわたしは感じています。山に生える植物や木々が山に育まれたものであるように、そこに生きる動物もやはり山に育てられたもの。それを少し頂くという気持ちがあります。

獲った獲物を背負って帰るとき、獲った獲物の重さだけではなく、責任を背負っている感覚があります。

 

鉄砲を使って動物を殺める行為だからこそ

狩猟って鉄砲を使って、獲物を殺める行為です。

動物を殺めるって行為だから、やっぱり生き物の死に対して真摯に向き合う必要があるし、鉄砲はそれ自体が危ないものでもありますし、いい加減な気持ちで扱っていいものではないわけです。

そんな狩猟だからこそ、こういう格言や教えっていうのはやっぱり心に刻んでおきたいなって思うんですよ。

みなさんも大事にしている言葉があったら教えてください。

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