銃所持許可8:ガンロッカーの検査は驚くべきあっけなさ
警察さんがガンロッカーの検査にやってきました。
なんかすごい緊張したんですが、想像以上にあっけない検査でしたね。
これからの人はあまり緊張せず、軽い気持ちで警察さんを迎え入れてあげてください。
銃砲所持許可を申請すると起きること
先日、銃を所持するための大詰めである「銃砲所持許可申請」を提出してきました。
こいつを提出すると、警察によって改めて身辺調査が行われ、問題ないと判断されれば無事許可が下りるという流れになります。
しかし1度目の身辺調査と違い、2度目はただ待つというわけにはいきません。警察さんに自宅に来てもらい、ガンロッカーが申請書に書かれたとおりに設置されているか、を検査してもらう必要があるのです。
すばやき警察
さてわたしの場合、銃砲所持許可申請を提出した翌日、警察さんから電話が……。
「銃の保管庫の確認なんですが、明日はいかがでしょうか?」
「明日ですか? 早いですね。他の日ってわけにはいきませんか(その日は、シーズン最初のテンカラ釣りに行こうかと思っていたので……)」
「まぁ、他の日でもいいですが、早い方がいいかな、と思いまして」
「そうですよね(釣りは延期か……)。じゃぁ、明日お待ちしてます」
という感じで、なんと申請を出して翌々日には警察さんが来てくれました。
いつもの人と知らない人
ピーンポーン……ガチャ……
と扉を開けると、警察手帳を開いて待ち構えている警察さんが2人。思わず息を飲みます。
これまで銃に関する手続きはずっと生活安全課の同じ人と進めてきました。たぶんその人しか銃の担当者はいないのだろうと思います。
ところが今日は2人。見慣れない人が一緒に来ています。誰だろうと心の中では首をかしげつつ、「どうぞ」とあがってもらいます。
「どうしますか? ロッカーを見ますか?」
「はい」
と一直線にロッカーの設置場所へ。事前に設置場所に目を通しているのか、ふたりとも間取りが頭に入っているようです。
装弾ロッカーを見せます。鍵を開け、ロッカーが基準を満たしているか確認します。主にチェックするポイントは——
- 扉の留め具の数(3点ないとダメだったはず)
- ロッカーの固定状況
です。続いてガンロッカーもチェック。こちらも装弾ロッカーと同じように留め具と固定状況を確認します。
「それじゃ!」
と警察おふたりは帰っていきました。玄関で見送り、時計を見ると彼らが来てからまだ5分ほど。
あっという間のガンロッカーの検査でした。
警察が歩む先
窓を見るとさっきの警察さんが2人歩いています。
「どこに行くのかな〜」
と見ていると、一直線にお隣さんの家へ。
「ああ、絶対『おとなりのやまくじさんが銃を所持する件について』っていう話をするんだ!」
とグッと緊張します。お隣さんとの関係は特に良くも悪くもない。どちらかといえば良い方だと思う。でももしかしたらそう思っているのは自分だけで、実は相手の心の中では自分のことを恨んでいて、やってきた警察に積年の恨みを晴らすかのごとく、あることないことを語るのではなかろうか? と疑心暗鬼になります。
話は聞こえませんが、1〜2分で話も終わったようで、警察さんは姿を消しました。
答えは1ヶ月後
警察さんの去り際。「どれくらいでご連絡いただけるんでしょうか?」と訊いてみると、即答。
「1ヶ月です」
まったく迷いがない答えでしたので、おそらく定型文であり、それなりに根拠があるスケジュールなのでしょう。前回の身辺調査でも1ヶ月と言われ、実際にほぼ1ヶ月で連絡が来ましたので、今回も1ヶ月待つことになるだろうと思います。
というわけで、次の手続きに進むのは1ヶ月後。
そしたら晴れて銃を受け取ります!
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こんにちは。
今、ガンロッカーの設置場所で悩んでいます。
許可取得後、設置場所の変更とかってできるのかなぁ。
どうなんでしょうねー。この手の話はとにかく事前に警察に相談ですね。
少なくとも引越しが可能なのですから、ロッカーの移動ができないわけないですよね。リフォームとか大幅な部屋の模様替えなんかで、移動したくなるケースもあるでしょうし。。
警察に相談してみてはいかがですか?