銃所持許可7:ガンロッカーを設置し銃砲所持許可を申請した
教習射撃を終えたら、次はとうとう最後の大きなステップ『銃砲所持許可申請』です。
これまで出してきた数々の『申請』はどれも「銃の講習を受けさせてほしい」「銃の教習射撃を受けさせてほしい」といった、いわば準備的な申請でしたが、今回の申請は「銃を所持させてください」という本当の銃所持許可申請になります。
それだけに提出書類も多く、これらを揃えたときの達成感はそれなりのものでした。
ガンロッカーの受け取りから、申請までの流れをお伝えします。
わたしの選んだガンロッカー
先日、銃を買ったときにガンロッカーも買いました(参考:ロッカーの購入で危うく大きなミスを犯すところだった)。
人のブログを見ると中古のロッカーを買った人もチラホラいますね。孤独のジビエさんもガンロッカー+装弾ロッカーのセットで1.5万円だったそうです(参照:ガンロッカーってどこに置けばいいの!?|孤独のジビエ)。
こういうのを見ると「新品で買うのはバカらしい」とか「新品で買うなんて情弱じゃん」とか思ってしまいそうですが、実際のところ中古のロッカーに出会えるかどうかは運次第。孤独のジビエさんの記事にも——
「ああ。あれは行き着けの銃砲店に偶然中古が入っててね。」
ガンロッカーってどこに置けばいいの!?|孤独のジビエ
と書いてあります。そういう中古品に出会えればラッキーだと思いましょう。ともかく、わたしが買ったのは光葉スチール株式会社のガンロッカー。
ガンロッカーと装弾ロッカーを合わせて4万円でした。誰かの参考になるかもしれないので、わたしのガンロッカーを紹介しておきます。
ガンロッカーが届いた
そして数日後、ガンロッカーが届きました。
開けてみるとこんな感じ。まぁ、想像通りの見た目です。
そして装弾ロッカーはこんな感じ。
シンプルなものです。「思ったよりも軽いなぁ」というくらい。勝手にビジネスホテルの金庫みたいなものを想像していたようで、ずっしり重いのかと思っていました。
設置
設置写真はセキュリティ的観点から伏せておきます。
今回の設置ポイントは「ディアウォール」の利用です。こちらのサイトを参考にしました。
ディアウォールとは2×4材で突っ張り棒を作るためのアイテムです。結構頑丈でちゃんと設置すれば、そう簡単にはとれません。
これを床と天井の間で突っ張らせて、その柱にガンロッカーを固定します。本当は壁に直接固定するのが理想なのでしょうけど、壁の作りや設置場所によっては強度が不十分だったりしますので、こういう商品で補強するのはアリだと思います。
が、これで許可が通るかどうかは警察次第。さらに言えば担当者次第でしょう。わたしもこれでOKかどうかはまだ不明です。先ほど紹介したサイトの管理者曰く「他県でもOKが出た」とのことなので、てんでダメってことはなさそうです。
これでちゃんと申請が降りたら、わたしもサイトでお知らせしますので、気になる人はフォローしてください。
申請!
さて、設置が済めば「銃砲所持許可申請」の準備が整います。
県によるのかもしれませんが、わたしの県では設置状況の写真を添付し、設置場所の見取り図を記載しなければいけません。
一瞬「どうやって書けばいいんだ!?」と戸惑いますが、まぁ、あれです、アパートの間取り図を思い出して、あんな感じで書けばOK。わたしもサーッと適当に書きましたが、ちゃんと受理はされました。
警察にすべての書類を持って行って提出。その場で面接がありますが、語ることもないくらい簡単なものです。
「年収とか変化ありませんか?」
「(残念ながら)ありません(増えればいいのに……)」
みたいなやりとりを5〜10分ほど繰り返して終わりです。
面接は短いですが、書類の微修正など、なんだかんだと全部で1時間くらいかかりました。覚悟していきましょう。
次のステップ
次はガンロッカーの設置状況の確認です。
警察さんが自宅に来て、書類に書いたとおりに設置しているかチェックします。家に警察が来るのってドキドキしますよね。少なくともわたしはします。
でも、それが終われば銃を手にできる! それを目標にもうひと踏ん張りしたいと思います。
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