渓流魚をビクを比較検討してみる(シマノ・ダイワ)

最終更新日

渓流釣りの解禁日が近付いています(記事執筆時点)。

釣りに必要な道具は揃っていますが、1つだけ去年は使っていなかったもので、今年からは使おうと思っているものがあります。

それが魚籠(ビク)。去年はリリースしてきましたが、今年からは少し頂こうと思っています。

というわけで、「どのビク買うか検討してみよう」という記事です。どうぞ。

渓流魚の持ち帰りに挑戦

去年始めた渓流テンカラ釣り。自分に「すべてリリースする」というルールを課していました。

まだ「自分で釣っている」という感覚がなく、「偶然釣れた」という域から抜け切れていない感覚があり、修行という意味も込めてリリースすることにしていました。

しかし去年の後半、ようやく少しは「自分で釣った」という感覚を味わうことができたので、今年は少しずつ釣って食べてみようかな、と考えています。

まぁ、せいぜい「その場で食べる1〜2尾」or 「持ち帰って妻と食べる2尾」という程度にする予定。

持ち帰る方法は?

さて、ひと言で「魚を持ち帰る」と言っても、これが大変。

駐車場が近い釣り場なら、クーラーボックスでもなんでも持って行けばいいでしょう。しかしわたしが行く場所は車から歩いて2時間以上。あまり大きな荷物を増やしたくありません。

かといってビニール袋に入れて持ち帰ったらきっと魚が悪くなってしまいます。まずい魚を食べるくらいなら、リリースした方がいいでしょう。

自分なりに考えた方法は3つ。

  1. 竹ビクなどにクマザサを入れて持ち帰る
  2. 魚を川に漬けておく(生かして? 殺して?)
  3. 素直にクーラーボックス&氷

昔の職漁師はササで包んで、滝の裏に入れておいたそうですね。温度も低いし、虫もつかない、と。

さて、現代のわたしはどうしようかと悩みます。自分以外にも人がいますので、2の「川に漬けておく」はなし。1の竹ビクは、個人的な趣味としては大好きな案ですが、現実問題として朝釣った魚を延々夕方まで持たせることが可能なのでしょうか? 自信がなく、断念(「やってるよ」という人がいたら教えてほしいです)。

で、素直に「クーラーボックス&氷」案で行こうと思うのですが、なにしろ2時間以上の山歩きです。出来るだけ携帯性の良いものが欲しい。と、調べてみるとちゃんと渓流用のビクというジャンルがあるんですね。

ダイワとシマノが販売しているようです。Amazonで買えるものを3つピックアップしてみたので、それぞれ調べてみましょう。

シマノ 渓流バッグ クールリバーEV WB-061E ブラック 3.5L

価格:5184円(2017年2月25日時点)
外寸:15×30×18cm
重量:0.87kg

ダイワ プロバイザー ウエストクリール(H) 35

価格:7675円(2017年2月25日時点)
外寸:17×30×21cm
重量:?

ダイワ ウエストクリール 35(F)

価格:4492円(2017年2月25日時点)
外寸:13×29×19
重量:?

で、どう違う?

3つとも似ていますね。どれも——

  • インナーを取り外して洗える
  • 前面に小型ポケットがついている
  • 大きさもだいたい同じ(横30cmくらい)

値段はちょっと違います。とくにダイワの2つは大きさも機能も似ていますが、値段だけ違う。高い方が肩掛けのパッドが良かったり、全体的にちょっとしっかりしていたり、という感じ。

「ココが決定的に違うのダ!」

と自信を持って言えるところが見つからない。ある意味では完成された商品なのかもしれませんね。

で、どれ買う?

まだ決めきれずにいます。

近々実際に釣具店に行って、実物を見てみたいと思っているのですが、それほど品揃えが期待できないので、希望のものを見つけられるかどうか?

わたしなりの重要なポイントは「ザックを背負いつつ、携帯しやすいもの」です。

2時間以上歩いて到達する釣り場ですので、釣りであると同時に登山でもあり、背中にはしっかり荷物が入ったザックを背負っています。できればザックの腰ベルト部分に固定できれば最高。それがムリなら……、どうしよう? いま考えているのはカラビナでもつけて、ザックの腰ベルトにぶら下げようかと……。

この辺もグッドアイディアがなく、悶々としている今日この頃です。

どなたか「ぼくはこうしてるよ」というご意見があれば、教えてください。


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狩猟やってます。ひとりで歩き獲物を追う単独忍び猟が好き。2022年からはアイヌ犬のイチを連れて一銃一狗に挑戦します。狩猟系ブログ《山のクジラを獲りたくて》運営。狩猟系の本を集めるのが趣味。雑誌『狩猟生活』『ガンズ&シューティング』に寄稿し始めました。 ヤマノクジラショップ始めました:https://yamanokujira.theshop.jp

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1件のコメント

  1. 初めまして。
    楽しく読ませていただいています。

    私は一度の釣行で一尾か二尾程度に抑えて持ち帰っていますが、その程度であれば魚籠は不要で、ジップロックと保温バッグ(アルミを蒸着したもので、お菓子屋さんとかでもらえます)、それに保冷剤(これもケーキ屋さん等で貰えるものを3つくらい)で12時間くらいは保ちますよ

    省スペースなので、ザックにも収納できてヘツリの際にも邪魔になりません^ ^