わたしがテンカラ釣りで使う道具を紹介します

最終更新日

渓流釣りシーズンが近付いていますので、今期使う釣り具を点検しつつ、ご紹介したいと思いますよ!

釣り具紹介しつつ、点検。

先日の記事で「渓流釣りの解禁が近い今のうちにやっておきたいこと」について書きました。

この記事は自分に対して書いたもので、言い換えれば「自分のToDo」だったわけです。

というわけで、まずは釣り具の点検をして、足りないものがあれば買うなり作るなりしようと思います。

ついでなので、わたしの使っている釣り具の紹介をしますよ!

ちなみにわたしの釣りは渓流でのテンカラ釣りです。その道のベテランに言わせれば「まだまだ」でしょうけれど、気持ちとしては源流指向で、広くて釣りやすい川より、茂みに覆われた小さな川に喜びを感じます。

とはいえテンカラで、本当に茂みだらけの源流に行くと毛針を飛ばすことができないので、あくまで「テンカラで気持ちよく行ける範囲で源流を目指す」というスタンスですね。

竿 – 天平テンカラLLS36NB

商品説明がまさにそのままわたしが買った理由です。

商品の説明
■シンプルで扱いやすい小継テンカラ竿のベーシックモデル。やや胴に乗る本調子。シンプルで扱いやすい小継テンカラ竿のベーシックモデルです。キャストのタイミングを取りやすいので、エントリーロッドにも最適。フロロのレベルラインと相性がよく、軽くキャストするだけで誰でも簡単に毛バリを飛ばすことができます。

テンカラ竿に限らず、釣り竿は安価なものから、ハンドメイドの目が飛び出るような高価なものまであります。

長く続けるならば、しっかりしたメーカーのエントリー品か中級品を買うのが1番だと思います。愛着も湧くし、壊れたら直せることが多いし、ある程度ちゃんとした竿に慣れておくと、それ自体が経験値として役に立つ気がします。また、わたしの性格かもしれませんが、1度買うとしばらく買い替えることもないので、最初からしっかりしたものを買ったほうがいい、という考えです。

で、この『天平テンカラLLS36NB』はまさにしっかりしたメーカーのエントリー品という位置づけ。

わたしがテンカラ釣りにおいて尊敬している石垣尚男先生も『超明快 レベルラインテンカラ』でオススメしています。

この竿(引用注:天平テンカラのこと)はやや銅に乗る渓峰テンカラLLSの調子と強度はそのままに入手価格で1万円前後にしたものである。サオとラインと毛針を揃えても1万円あまりでテンカラができる価格帯は、これから始めようという入門者の1本として、あるいは経験者のサブロッドとして薦めたいサオである

お金があるなら、ワンランク上の渓峰テンカラ(2万円前後)でもいいでしょうけれど、渓流釣りって本当にサオに負担をかけることが多いです。転んで折ってしまうこともあるでしょう。

何が言いたいかというと、「天平テンカラ最高!」です。

釣りポーチ

さて、次は釣りの小物を収納した釣りポーチとその中身の紹介です。

釣りポーチの中身はこんなもん。もっと小さなポーチでもいいんですけどね。

本当のことを言えば、もっと小さなポーチでもいいんですよね。そのうち買い替えるかもしれません。ともかく商品はこれです

で中身はと言うと——

毛針箱

数字が針の大きさ。12〜16番を使います。

洒落っ気はありませんが、使い心地はかなり良いですね。

見ての通り、ワインのコルクを薄く切って、そこに針の大きさを書き、毛針はコルクに刺してあります。

これで毛針が絡まることもなく、取り出すときもすぐに取り出せ、針の大きさも明確、というわけです。

毛針は手作りです。

仕掛け3種

仕掛けは3セット。一応、源流用・基本・広い場所用です。

わたしが釣りで実際に使うレベルライン+ハリス+毛針がすでにセットされています。

どれもレベルラインの長さが異なります。細かい長さは覚えていないのですが、大まかにはこんな感じになっています——

  1. 糸が竿よりも短い = 源流用
  2. 糸が竿くらいの長さ = メインのセット。普通に渓流で使える
  3. 糸が竿よりも長い = 広めの川で使いやすい

まぁ、ここでいう「広めの川」というのはあくまで山の中の渓流での話です。大きな本流という意味ではないですね。そういう釣りがしたければ、もっと長い竿と長い糸が必要でしょう。っていうかフライフィッシングの方が向いているかもしれません。

糸切りばさみと針外し

小さいものですし、よく使うので、ひもにつけてあります。まぁ、針外しは使ったことないですけどね。

このふたつはセットにしてひもをつけています。

釣りではナイフやはさみより、この爪切り型の糸切りばさみが圧倒的に便利。絶対にオススメです。

また針外しはあまり使うことがないので、今季はハズしちゃうかもしれませんが、いつもなんとなく不安なのでカバンに忍ばせています。魚が針を飲んでしまったときに便利なんですよね。でもテンカラだとそれが起きたことがないので……。

予備レベルライン

これ気に入って使っています。

わたしの場合だと1つの仕掛けで3m前後使いますので、仕掛け約10個分にあたります。もちろんひとつの仕掛けを何回も使えるので、これひとつあれば、かなり長いこと困らないでしょう。わたしも去年買って、まだまだ使えています。

前述の石垣尚男先生に従って、4号を使っています。

予備ハリス

ハリスはこれ。定番だと思います。0.8号。

ちなみにもうかなり少なくなっているので、今季用に買い足ししました。

メモ帳

小さなノートはすごく便利。何でもメモします。

ここからは釣具ではないですがバッグに入っているので、ついでに紹介。

釣りに限らず、山に行くときは必ずこんなメモ帳を1つ持っていきます。

見かけた植物のこと、動物のこと、歩行時間など、いわゆる山っぽいこともそうですが、なぜか山にいるときに限って、仕事に関するいいアイディアが浮かんだりもするのです。

このノートは表紙が厚紙になっているので、立ったまま書きやすく、ゴムバンドのおかげで、勝手に開くこともありません。最後のページにポケットが付いているので、予備の現金なんかを入れておくのもいいでしょう(山じゃ役に立たないけど)。

BiCライター

お気に入りのBiCライターです。

これも釣りとは関係なく、ちょっとしたサバイバルキット的な目的で入れてあります。

このライターと巻いてあるガムテープ(着火剤になる)があれば、焚火が作れるというわけです。

ちなみにAmazonへのリンクはあえての20ピース!笑 ライターをネットで買うならこれくらい買いましょう。じゃなきゃコンビニで!

GERBER折りたたみナイフ

高価なものではないけれど、愛着たっぷりのガーバーフォールディングナイフ

もうかなーり昔に買ったもので、Amazonで見つけられる商品は恐らく、後継のモデルだと思います。

Amazonではブレードが420HCと書いてありますが、わたしのは400と書いてあるので、素材からして違うようです(ステンレス系なのは間違いありませんが)。

このナイフすっごい気に入っています。小さくて、シンプルな作りで、よく切れる。言うことなしです。

渓流魚ならこのナイフで十分さばけます。

いかがでしたか?

人の釣り具を見るのってわたし自身が好きなので、もしかしたら、わたしの釣り具を見るのを楽しんでくれる人がいるかもしれない、と思って書きました。

また、こうやって広げて確認してみると、足りないものなんかも見えてくるので、今のうちにやっておいて良かったです。

あと、テンカラに興味がある人にぜひ気付いて欲しいのは荷物の少なさ。冗談抜きで、竿以外はズボンのポケットに収まる量ですよ。

さて釣りの準備を進めないとナァ〜。楽しみだなぁ〜。

 


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狩猟やってます。ひとりで歩き獲物を追う単独忍び猟が好き。2022年からはアイヌ犬のイチを連れて一銃一狗に挑戦します。狩猟系ブログ《山のクジラを獲りたくて》運営。狩猟系の本を集めるのが趣味。雑誌『狩猟生活』『ガンズ&シューティング』に寄稿し始めました。 ヤマノクジラショップ始めました:https://yamanokujira.theshop.jp

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