結局ソロストーブとセットで買ったクッカーは想定外のこれ
ソロストーブと相性のいいクッカーについてここ数日考えていました。考えるために比較記事を書いてみたりしたのですが、結局お店に行って、実物を見たら考えがグルリと変わり、これを買ってしまいました。
ソロストーブを買いたい
ソロストーブを買おうと決意すると同時に、欲しい商品についてリサーチしました。
そのときの記事→ ソロストーブをバシッと収納できるクッカーを探せ
リサーチはネットでスペックやレビューを見ながらやっていました。
このリサーチを通して、「PRIMUSのイージークックNSだろうな」とほぼほぼ決めていました。上記の記事に詳細は書きましたが、選んだ理由はぴったりソロストーブを収納でき、フライパンとなるふたの使い勝手も良さそうで、見た目もカッコいい、とまぁ、そんな理由で選びました。
「さぁAmazonでポチるか」
とも思ったのですが、やはり生で見て、手で触って決めたいと思い、某アウトドア店に行ってみたのです。
実物を手に取った結果、リサーチとはまったく違う結論に至りました。そして選んだのはこれ!
「え! これ!?」
と思った方もいるかと思います。理由があります。
ちゃんと料理がしたい
じつはお店でPRIMUSのイージークックを見たとき「思ったよりも小さなァ」と感じました。
そして、もうすこし幅広い料理ができるクッカーが好みだ、ということに気付きました。これまで使っていたクッカーもとても料理がしやすいものでした(大昔、深く考えずに購入したものでしたが……)
決してこの商品を非難するわけでもないですし、こういう形状のクッカーも需要があるのは分かっています。しかし、少し込み入った料理をしようと思うと、こういう縦長形状の鍋って使いづらいですし、フライパンにもなるふたもちょっと中途半端なんですね。
気になった点を挙げてみます。
- ふたをフライパンとして使ってしまうと、鍋のふたがなくなる。
- 鍋でご飯を炊くと、ふたが必要なので、おかずを作れない。
- 思ったよりも鍋が縦長で「鍋で具材を炒めてから水を入れて鍋料理にする」みたいな調理がしづらい
繰り返しますが、料理のスタイルによっては抜群に使いやすいクッカーだと今でも思っています(簡単な料理をするとき用に買うかもしれません)。たとえば「お湯を沸かせればいい」ときはすごく便利。ラーメン、フリーズドライ系食品、汁物つくっておにぎり突っ込んで雑炊、などなど……。
しかしわたしの趣味として「もうちょっとちゃんと料理をしたい」という気持ちと「料理を作っているときの写真・動画も撮りたい」という気持ちがありました。
で、ちゃんと料理をしようとすると、縦長の鍋も、フライパンになるふたも、ちょっと都合が悪い。
で選んだのはユニフレームの山クッカーSでした。
選んだ理由!
これにした理由を挙げていきたいと思います。
1. シンプルなアルミっぽい見た目
PRIMUSなどが採用している黒っぽい色もカッコいいのですが、プロの料理人が使う鍋って実は飾り気がない、アルミの鍋だったりしますよね。
テレビで料理人の厨房を見ると、銀色の大鍋が並んでいるのが普通です。
それを真似するという意味ではないのですが、写真や動画を撮る上で「鍋が主張しない色」というのはいいな、と思いました。と言ってもまた撮影で使ったことがないので、想像ですけどね。吉と出るか、凶と出るか……。
2. 適切な深さ・広さの鍋
鍋には「適切な深さと広さの比率がある」と、アウトドア屋さんでいろんな商品を眺めていて気付きました。
キッチンで使う鍋も、底の深い鍋は、当然幅も広いですよね。縦に長い形状はやはり使いづらいな、と。
その点、山クッカーは深さと広さの比率が適切で、小さいながらも、普通の鍋のように見えます。写真で見てもらっても、キッチンで使う普通の鍋のように見えますよね。
3. 2つの鍋にふたがある
2つの鍋の両方にふたがあるというのは重要です。
ひとり用なら片方で0.7合くらいの米を炊き、もう片方で汁物・鍋物を作れば立派な食事です。
4. 変なガタつきがないしっかりした作り
これは触ってみて感じたことです。
手に取ったときに華奢な感じがするクッカーもある中で、こちらはしっかりしています。
5. “一応” ソロストーブを納められる(難あり笑)
さて、問題のパッキングです。
ソロストーブは折りたたんだりできない商品です。
この丸い形状は縦長の鍋に収納するのに適しているのは間違いありません。
当然、山クッカーSにはピタリと収納できるわけもなく、その点、お店で散々悩みました。で行き着いた結論は……
「これでいいじゃん!」
分かりにくいですね。黄色い袋は山クッカーの収納袋です。収納袋から出してみます。
サザエさんのタマ状態!
わかります。たしかに美しいパッキングではありません。パッキングの美学的に、これは許せないという人もいるでしょう。
しかし、やってみると思ったほど悪くない。収納袋に入れて口を閉じるとガタつきはありません。微妙に空いてしまう隙間には、もちろん軍手・ライターなど調理小物をいれておくことができる。
住めば都、と言うじゃないですか。
道具は用途
今回、ネットでリサーチしているときはスペックと見た目を中心に見ていました。
しかし実物を見てみると、自分のやりたいことがやれない気がして、まず、本当に必要な道具はどれか?と考えることにしました。その結果がこれです。
繰り返しになりますが、いまでもPRIMUSのイージークックやスノーピークのトレック900あたりには魅力を感じています。高いものでもないので、簡単な調理しかしない日のためにかってしまうと思います。
モノ選びの難しさを感じた1日でした。
ソロストーブやクッカーのレビューはちょっと使ってみてから書きますね。
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