教習射撃申請が通ると同時に買う銃が決まりつつあること

最終更新日

教習射撃申請が通りました。その連絡を受けると同時に、なぜかこれまで散々悩んでいた銃の選定がグッと前に進んだような気がします。

教習射撃の申請が通りました

銃所持許可の手続きのひとつである「教習資格申請」が通りました。

申請書を提出したのは2016年11月28日。合否の電話が来たのが2017年1月5日。日数で言えば38日かかった計算になります。一般的に「1ヶ月以内」とか「35日以内」などと聞くことがありますが、年末年始を挟んだことを考えれば、だいたい平均通りと言っていいでしょう。

これで残るステップは——

  1. 射撃教習を受け、『教習修了証明書』をもらう
  2. 銃砲店にて銃・ガンロッカーなどを決め『譲渡承諾書』をもらう
  3. 『銃砲所持許可』を警察に提出
  4. ガンロッカーの立入検査
  5. 『銃砲所持許可』交付
  6. 銃を入手
  7. 警察の確認を受ける

と、たったの7つ。

クマ
たったの……ってまだそんなにあんのかよ

——そうなんすよ。書いてみたら7ステップもありました。

クマ
そんなにあるんじゃ、終わる前に飽きちゃいそうだな。

——ある意味、それくらいのモチベーションがない人は銃を持つなってことでしょう。試されているんだと思っています。

とはいえ、『銃を決める』とか『銃を入手』ってのは楽しいイベントですし、射撃教習もどちらかといえば楽しみなイベント。だからそれほど苦痛は感じません。

合格したら銃が近くなった

さて、今回の身辺調査を終え、射撃資格を受けると同時に、本格的に銃を決める必要が出てきました。

というのも前述の残りのステップを見てもらえば分かるように「射撃教習」を受けたら、銃を予約しないといけないんです。

ここ1ヶ月くらいで銃の予約をすることになるかもしれません。

これまでは「いつか買う銃は何にしようかな〜」という、言ってみればリアリティのない夢物語でした。例えるなら、子どもが「いつか車を買うならフェラーリがいいなぁ」なんて妄想しているステージです。

しかし、今はもう夢物語ではなく、現実的に決める必要が出てきます。

高過ぎる銃は手が出ないし、自分のやりたい狩猟スタイルに合わない(憧れだけの)銃も意味がない。『手が届き、使える銃』を選ばなければいけません。

不思議と迷いがありません

銃選びはめちゃくちゃ悩むと思っていました。

というか、これまで散々悩んでました。

ところが「射撃教習の認定がおりましたよ」という警察の電話を受け、「さあ、銃は何にしよう?」と自分に尋ねたとき、不思議とすんなり

「ベレッタの自動銃がいいかな」

と答えが浮かびました。

まだ具体的なモデルまでは決めていませんが、銃床が木のタイプであることは必須ですね。

理想は最新の「A400 Xplor LIGHT」が好みです。

Beretta公式サイトより

こちらのサツマ火薬銃砲販売所さんが紹介動画を作ってくれていますので、ぜひご覧ください(余談ですが、彼は銃砲店ならではのおもしろい動画をたくさん投稿しています。ぜひ他の動画も見てください)。

山を歩く猟になるので、軽いというのは大きなメリットですね。

メーカーは連射の速さ(秒速4発相当)を売りにしていますが、その速さはそれほど興味ありません。バンバンと秒速4発を活かした連射など、実際の猟ではやらないと思うから。だって1発目を撃って、致命傷じゃないとしたら獲物は逃げるために動くはず。動けば狙い直さなくてはいけないので、そんなに連射ができないと思われるからです。

もちろんまだ狩猟を始めてない人間の想像ですので、実際の狩猟でどうなるかは将来分かるでしょう。

A400 Xplor LIGHTは新しいモデルなので、おそらくは中古は出回ってないはず。出回っているとしたらA391シリーズのモデル。

実際に銃砲店で見せてもらって、A391シリーズにするか、A400に手を伸ばすかを悩もうと思います。

一応、新品でも買えるくらいの貯金はしてきましたが、安くて程度の良いものがあれば、そっちに気持ちが傾くかもしれません。狩猟を始めるに当たりいろんなものを買うことになりそうですしね。

(もちろん、これからまだ思い悩む余地はあるので、気持ちが変わるかもしれませんが……)

ボルトはどうした?

じつは憧れの1梃というのが「ミロクのボルトアクションMSS-20」です。

ベレッタの自動に気持ちは傾いていると言いつつ、MSS-20への憧れはなくなっておらず、最後の最後に(値段なんかを加味して)MSS-20を手に取る可能性はあると思っています。

スタイルとして「バンバン連射するよりも、狙い定めて1発で仕留めたい」という理想がなんとなくあるんですね〜。

まぁ、2挺目という可能性もありますね。

それでは射撃教習を楽しみにしたいと思います。


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狩猟やってます。ひとりで歩き獲物を追う単独忍び猟が好き。2022年からはアイヌ犬のイチを連れて一銃一狗に挑戦します。狩猟系ブログ《山のクジラを獲りたくて》運営。狩猟系の本を集めるのが趣味。雑誌『狩猟生活』『ガンズ&シューティング』に寄稿し始めました。 ヤマノクジラショップ始めました:https://yamanokujira.theshop.jp

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3件のフィードバック

  1. 連射が速いし、軽いのが良いですね。

    4連射や5連射できると良いのに、日本は規制が多くて残念です。

    カモを撃ちや、カワウの駆除などには、連射が速いと有利です。

    • たしかにカモでは連射性能がいきるようですね。四つ足をメインでやろうと思っているので、そこで連射がいきるかは不明ですが……。
      あと軽いと反動がすごい、という意見もあって、ちょっと軽いのも考え物かもしれない、と思っています。