使える汎用道具「御三家」はナイフ、布、ひもだと思う

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EDC(Everyday Carry=毎日使う小物)だとか、サバイバルグッズだとか、防災グッズだとか、いざというときにつかうバッグには薬・食料などとは別に、生きていくための道具を入れていると思います。

非常時にバッグですから、詰め込めるモノの量にも限りがあります。そうなると、「特定の場面でしか使えないモノ」よりも「いろんな使い道がある汎用的な道具」を入れたいですよね。

今日はわたしが思う、「汎用的に使える道具」を3つご紹介しつつ、いくつかの用途をご説明したいと思います。

汎用道具 “御三家”

さっそくですが、わたしが思う「非常時にも使える汎用的な道具」は——

  1. ナイフ
  2. ひも

の3つです。1つずつ見ていきましょう。

1. ナイフ

EDCやエマージェンシーキットを考えるとき、まずナイフが頭に浮かぶ人も多いでしょう。

なにしろカッコいいし、趣味性が高いし、そもそもナイフが好きでアウトドアやっている人もいるぐらいですからね。わたしも嫌いじゃないので、よくわかります。

ナイフはたしかに使い道の多い道具で、料理はもちろん、焚き火をおこすときにも活躍します。工作もできるので、シェルター、鍋を吊す自在鉤、箸やスプーン、テント用のペグなど、いろんなものが作れます。

ブッシュクラフト系のブログ・動画を見れば、ナイフの活用場面はとても多く、きっとみなさんの非常用バッグにもなんらかの刃物が入っているだろうと思います。

唯一の問題は「日本でナイフを無目的に携帯することができない」こと。

山用のエマージェンシーキットはともかく、町歩きや旅行で無目的にナイフを携帯すると法律に違反し、検挙されてしまいます。注意しましょう。

2. 布類

ナイフに比べて、とても過小評価されていると感じているのが、布とひもです。

私は必ず手ぬぐいや風呂敷など、まあまあなサイズの布を1~2枚は携帯しています。

はっきり言って、日常生活ではナイフよりもはるかに登場頻度が高いアイテムです。

過去、山での手ぬぐいの活用を紹介する記事を書きましたが(気付けば山の定番アイテムになっていた手ぬぐいの使い道7つ)、日常生活でも使える道具です。

「包む」「縛る」「拭く」「巻く」など、使い方はまさに万能。細かく説明しませんが、パッと思いつくだけでも――

  • 小物を包んで収納
  • 怪我の止血
  • 頭や腹に巻いて防寒
  • フィルターにして浄水
  • 風呂に入ったあと身体を拭く
  • 炊いた米を蒸らすときに保温する

などなど、いくらでも浮かびます。また、布の活用範囲の広さはその大きさに比例します。あまり小さいと巻いたり、包んだりできず、手を拭くぐらいしかできなくなりますが、大きければ多くのことができます。大は小を兼ねるというわけです。

アウトドアだけではなく、日常生活でも使える布。ぜひEDCグッズの中に入れてあげてください。ちなみにわたしは、バッグに入れるのではなく、手ぬぐいを小さく畳んで、ポケットに入れ、普段はハンカチとして使っています。で、いざとなればそれを他の用途でも使う、という感じです。

ひも類

みなさん山遊びのときのエマージェンシーキットなどの中にひもをいれていますか? わたしは必ずパラコードを入れています。

これも用途は広く、バカにできない道具です。私は旅行でもパラコードを持っていきます。ちょっと洗ったモノ、濡れたモノを干したいとき、ホテルでも、野外でも、紐さえあれば即席の物干し竿になるわけです。

車中泊するとき、ドア上の手すり部分に紐を張って、車の中にアレコレぶら下げたり、干したりします。便利ですよ。

また、洋服圧縮袋のかわりにロープで縛れば、洋服やタオルを小さく収納することもできます。

野外では木の枝で三脚を作ったり、タープを張ったり、拾い集めた薪を縛った持ち運びやすくしたり、これも用途は無限大。想像力次第でずいぶん多くのことができるというわけです。

どれも、万能だけど……

ナイフ、布、ひも、どれも幅広い用途が魅力ですが、1つだけ注意点を挙げておくと、「普段から使い慣れていないと、使い道が思い浮かばないし、使えない」道具でもあります。

ナイフで食べ物を切るくらいはだれでもできますが、薪を切ったり割ったりするのはやはり慣れが必要です。

手ぬぐいも普段から使い慣れていないと、ただ手ふきとしての用途しか浮かばず、埃っぽい場所にいるときに「手ぬぐいで口を覆う」とか「川の水を手ぬぐいで濾過する」といった用途が浮かびません。

ひもだってそう。いざ使おうというときに、適した結び方を知らなければなんの役にも立ちません。

わたしも決してロープワークに長けているわけではありませんし、どんなシチュエーションでもこの3アイテムで切り抜けられるという自信があるわけではありません。

しかし、(ナイフ以外は)日常的に持ち歩き、なにかあると「手持ちの道具でなんとかならないか?」と考える癖をつけることで、何も考えていない人よりは使いこなせていると思います。

こういう汎用的な道具を使いこなせると荷物がシンプルになりますよ。

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