銃購入日記6:ボルトアクション式散弾銃を比べてみる(サベージ・ミロク・ブローニング)

  • Pocket

先日、「もし自動銃を買うなら」ということで、自動銃の定番(っぽいもの)を数丁並べて比較してみるという記事を書きました。

今日は「もしボルトアクション式の散弾銃を買うなら」ということで、ネットで定番を調べてみたので、ちょっと比較しつつ、お勉強したいと思います。

毎度のことながら「銃所持許可を持たないわたしが書く戯れ言」です。間違っていることもあるかと思います。気軽にツッコんでください。

 

ボルトアクション式の散弾銃は少ない!

実際に銃を見ていく前に、ネットで調べてみると「ボルトアクション式の散弾銃」は少ない印象ですね。

一般論として、ボルト式は命中精度は高いけど、連射はできません。ハーフライフル銃身を使いサボットを撃ったり、スラッグ用として使う人が多いようです(大物猟で使う人が多いのでしょう)。

そうなると「狙い定めて1発勝負」という使い方になるのかな、と想像していますが、それだとライフルの方が高性能。というわけで、ボルトアクション式のハーフライフル銃は、ライフルを所持できない人のためのライフル風の銃という位置づけになっているのかもしれません。

(スコープを乗せている写真をたくさん見るのも、そういう使い方から来るのかも……?)

となると、ライフルの所持許可を取れる人には用がない銃となってしまい、種類が出回らないに違いない! と想像しています。

個人的にはボルトの操作がすごくかっこよいと思いますし、道具として自動銃よりもシンプルで、美しいと感じるんですけどねぇ。

まぁ、とにかく実銃を見ていきましょう。

 

ミロク MSS-20

日本を誇る国産の銃メーカー「ミロク社」製のMSS-20です。

ミロク社製MSS-20

ミロク社製MSS-20

 

ミロク社の公式サイト 

基本スペック:口径20番、銃身長24インチ、交換チョーク式。

で、交換できるチョークの中に「ライフルドチョーク」というものがあります。これがよくあるものなのか、この銃独特のものなのか、わたしには分かりません。チョークの中に螺旋が切ってあり、それをつけると結果的にハーフライフル風になるわけですね。

だからサボットでもスラッグでも使えるようですが、このライフルドチョークをつけると銃身長が9cm(≒3インチ)ほど長くなりますし、その約3インチの螺旋で弾丸にうまく回転が乗るのか分かりません(ハーフライフルって、その言葉の通り銃身の半分に螺旋が切ってあるわけですから、3インチじゃ短すぎる気が……)。

と、いきなりケチをつけているようですが、実はわたしはすごく気になっている銃です。というか、銃のことを勉強し始めた当初から、ずっと「かっこいいなぁ」と思っている銃なのです。

本州の山の中での猟ならば、極端な遠射よりも、近場を素早く撃つ場面の方が多いと想像しています。であれば、サボットでなく、普通にスラッグでもいいのではないだろうか、と思うのです。

(→だったら自動銃でスラッグを撃てばいいじゃん、という意見もあるでしょうね)

本州にしても、どういう猟場で、どういうスタイルの猟をやるかで変わってくるのでしょうけどね。

ライフルドチョークを使わなければ、全体も短く、取り回しも良さそうだし、見た目も好みだし、国産だし、いいと思うんですよねぇ~。

《参考サイト》

ミロク MSS-20(FAR EAST GUN SALES)
MSS-20(すっごい参考になりました)

 

サベージ 220F

Savege社(アメリカ)の220Fも結構出回っているようですね。

サベージ社製220F

サベージ社製220F

 

基本スペック:口径12番・20番の2通り、銃身長22インチ、ハーフライフル。

公式サイトでの紹介ページ

こちら、JPSikaHunterさんも「買いたい」と言って、銃砲店に訪れていますね。

この後、実際に購入されたようですね。

ネットでの評価を見ると「安い!」「精度が高い」「反動が小さい!」というあたりが評価されているように見えます。

反動が小さいのは「20番だから」という理由もあるのかもしれません。前述のMSS-20と比べて、こちらの方が軽い理由は(わたしが分かる範囲では)構造上見当たりません。床尾(銃床の肩当て部分)の材質がすごく柔らかいらしいので、それも反動を感じさせない工夫なのでしょう。

JPSikaHunterさんは「エゾシカ猟はコレしかありえない」と絶賛していましたが、その横で銃砲店のおじさんは「ブローニングのA-Boltもいい――」と口を挟んでいました。詳しくは上の動画1つ目を見てください。

なんにせよ、ミロクのMSS-20と比べると、切ってある螺旋の長さが長いわけで、その分、精度は明らかにいいでしょうね。

性能的には良さそうなのですが、わたしはウッディーな銃が好きなのです。父の銃が木銃床で、それが初めて見た猟銃だったせいか、「猟銃=木銃床」というイメージが完全にすり込まれています。

というわけで、わたしの好みではないんですね~。銃を見た目だけで選んじゃいけないとは思うのですが、やっぱり愛着の湧く銃でないと……。

《参考サイト》

Savega 220という散弾銃について

新銃 ショットガン サベージ220F ボルトアクション ハーフライフルショットガン

こだわりの銃

 

ブローニング A-Bolt

ブローニングのボルトアクション式銃といえばA-Boltですかね。

A-Bolt-2016-11-3-10-01.png

ブローニング社製A-Bolt

 

公式サイト

(時期によるらしいですが)製造は日本のミロク社が請け負っています。

基本スペック:口径は12番・20番の2通り、銃身長26インチ、ハーフライフリング。

少し銃身が長いですが、サベージと似ているとも言えますね(この基本的なスペックだけ見て似ている、ってのも変ですが)

たまたまこんな動画を発見しました。ハンターギアさんの動画で、北海道にある小宮銃砲店の社長によるA-Boltの解説です。とっても為になります。

小宮社長いわく、「値段も安いので、サベージよりこっちが売れてる」とのこと。

また、フリーフローティングという構造になっており、先台と銃身が接していない作りになっています。上の動画を見ると、実際に紙を入れて浮いていることを見せてくれます。これにより精度が向上しています。

MSS-20や220Fなどがフリーフローティングなのか、ちょっと分からないので、比較しづらいのですが……。

ミロク社が製造したものであれば(≒ミロク社の保証書があれば)、高地のミロク社でメンテナンスを請け負ってくれるようなので(要確認)、そういう意味では安心感がありますね。

 

まとめ!

定番のボルト式散弾銃ってほかにありますかね? ターハントという銃もありましたが、あまりに高価だったため、すぐにページを閉じてしまいました。

さて、ミロク社・サベージ社・ブローニング社と3社のボルト式散弾銃を見てきましたが、わたしが感じた違いを表にしてみます。あくまで個人的な比較です。

ミロク

MSS-20

サベージ

220F

ブローニング

A-Bolt

ライフリング長 短(3インチ程度?) 長(1/2) 長(1/2)
銃身長 24インチ 22インチ 26インチ
メンテナンス性 ○(国産) ○(一部国産)
見た目 △(シンセが好みでない)

で、これを踏まえて、わたしなりの結論(仮)を書いてみます。

もし、ボルトアクション式散弾銃を買うならば――

見た目が好きなので、MSS-20かA-Boltのどちらか。山の中での狩猟ならば極端な遠射も少ないだろうということで、MSS-20をスラッグ弾で使うのが良いような気がする。また勢子役で山中を歩き回るときなど、短い銃身長が活きてくる。一方で、多少でも遠射をする予定で、サボットしか使わないと割り切るならば、A-Boltがいい。

というわけで、山を這いずり回っての猟ならばMSS-20優勢、開けた場所で猟をするならばA-Boltが優勢。という感じでしょうか。

獲物に近付ききれないかもしれないという自信のなさのせいか、気持ちとしてはA-Boltに傾いています。

もしボルト式ならば「A-Boltかな」という結論です。

連射ができる自動銃という選択肢はまだ生きていますけどね。まだまだ銃迷いは続きそうです。


「いいね」って思ったらクリックお願いします。
ほかの狩猟ブログもありますよ!
にほんブログ村 アウトドアブログ 狩猟・ハンティングへ

  • Pocket

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*